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優花とれんの恋物語

気持ちの変化

作者: ゆー

1「禁断の仲・・・?」2「気持ちの変化」の順番で読んでください。

告白されてから、早くも2週間が経ちました。


私は菊川君の、れんは藤野君の彼女であることに、変わりはないんだけど・・・

1つだけ、変わったことがあったの。

それはね・・・


「ねえ、優花。私、やっぱり藤野君のこと、好きかも・・・」

「私も、菊川君のこと好きかも・・・」


ということ。告白されたときは、好きでも嫌いでもなかった。

でも、今は・・・好きになってるんだ。

「「告白・・・してみる?」」

同じことを考えている点、私達は姉妹みたい。本当場違うけどね。

「今は部活中だから無理だけどね。」

「帰りはどう?」

「呼び出し?部活終わるまで、あと1時間あるけどね」

「あ゛」

相変わらず忘れんぼな、れん。

「でも、待ってるもん!」

「昇降口でね。」

れんはやる気だけど――緊張しないの?告白するってのに。


私達は、昇降口に移動した。

「ねえ、サッカー場見えるよ、優花!」

「知ってるよ。藤野君と菊川君も見えるし。」

「うん、藤野君、かっこいいなあ」

「菊川君もかっこいいよ!」

小声で話していたつもり――だけど、藤野君と菊川君はこっちを見て、笑った。

「「聞こえてた・・・?」」

でも、そんなはずはない。小声で話してたよね?

「・・・まぁいいや。」

「待ってよ。」


―・・・10分経過

「おっそーーーーい!!!」

「まだ10分しか経ってませんけど?」

「寝ていい?」

れんは寝るのが好きだよね。でもね・・・

「寝起き悪すぎるからだめ。」

「・・・優花の意地悪。」

「意地悪で結構」

「もう帰るだけだからさ、寝ていい?」

「どこで寝るの?」

「座って」

「・・・寝ていいよ。私も寝る」

「起こす人は?」

「・・・ケータイでアラームやっとく」

私は、ケータイアラームを5時に設定して、寝た。


―・・・何分経ったのかな。確実に5時ではないことがわかるけど。

「そろそろ起きて。校門しまっちゃうよ?」

ん?聞き覚えのある可愛い声。この声って・・・

「きっ菊川君?藤野君も!」

藤野君は、指でれんを指している。あ、寝てたのか・・・

現在・・・5時10分!?アラーム鳴ってないよね。

アラームを見ると・・・設定してあった時間は、6時。6と5を間違えた・・・

「藤野君。れんを起こしていいよ」

「うん。」

そう言うと、藤野君はれんに近づき、何かをつぶやいた。すると・・・

「・・・ええぇぇっ!!??」

れんが起きた。めずらしい・・・

「何言ったの?」

「秘密ーーーーー!!!」

藤野君に言ったのに、れんが答えた。

「そろそろ起きないと。それとも、お姫様には目覚めのキスが必要?って言ったんだ」

「何言ってんのよーーーーー!!!」

藤野君・・・大胆。そりゃれんも起きるわ。

「んでさ、私達、君達に言うことが・・・」

「あ、うん。あのさ・・・」

「あ、そっちの話?ちょっと待って」

え?感づかれた?

「明日、遊園地行かない?」

「「行く行く行く行く!」」

「んじゃ、その話はそんとき!」

「「OK」」

「チケットあるから。10時に遊園地集合」

「「楽しみ!」」

わくわくどきどきしてきた♪

「何で女子って、遊園地でわくわくするの?」

「「楽しいじゃん!」」

男子にはわからないよね、この気持ち!

「へえ。じゃあ、帰ろうか。明日ね」

「ちょっと待って!」

「一緒に・・・帰ろう?」

菊川君と藤野君はポカンとしてる。

「「いいよ」」

「「ありがと!」」

一緒に帰りたい理由は、告白される前に話していた内容を知りたいから。

あと、何で部活中にこっちを向いたのかっていうこと。


さあ、取材開始です!

「ねえ、2人とも。」

「告白する前、何の話してたの?」

すると、2人の顔は赤くなる。メモ用意!

「あ、あれは・・・ちょっと・・・」

「もったいぶってないで、話して!」

「あのね、君たちのことはなしてたんだ。もし付き合えたら・・・って感じで」

私は、メモ帳にメモをした。

「じゃあ、部活中にこっちを向いたのは?」

「君達がこっち見ると、すぐわかるんだ」

「そんなに見てたかな・・・」

私は、メモ帳にメモをした。

そして、それぞれの家に帰って、1日は終わった。


―・・・次の日。私は、すばやく身なりを整え、出る用意をした。

時刻は9時。早いけど、行こう。


遊園地に着いたけど、30分前。でも、れんがいたの。めずらしい・・・

「れん!」

「あ、優花。」

「男子は・・・まだだね」

「うん。早すぎるし。」

「おーい!待たせた?」

そこには、私服の藤野君と菊川君がいた。

「早いね、君達」

「「そっちこそ」」

それより・・・私服の菊川君と藤野君、かっこいい!

「まず、入ろうか」

「何から乗る?」

「「ジェットコースター!」」

「じゃあ行こうか」

私達は、ジェットコースターを楽しみました♪

楽しいと思った私に、悪魔が訪れるのは、もう少し先の話・・・


全部で、3つの絶叫系に乗った後・・・

「お化け屋敷行かない?」

「「無理無理無理無理無理!!」」

藤野君・・・君は悪魔ですかっ!?

「そうと決まったら、行こう!」

菊川君も悪魔・・・2人は、私達の手を引っ張る。

どーにでもなれ・・・いいんだ、もう・・・

「本当に入るの・・・?」

「うん」

というか・・・入ってるよ!?暗くて、菊川君をたよりにするしかない!

・・・と思ってると・・・横に誰かいる!!!

「「きゃああああああぁぁぁぁぁ」」

私とれんの大絶叫とともに、私は菊川君に、れんは藤野君にしがみつく。

「大丈夫?」

「大丈夫じゃない!」

「このままでいいから、進むよー」

私達は、それぞれの男子にしがみつきながら、なんとかゴール・・・

何回絶叫したのかな・・・

「「こ・・・怖かった・・・」」


私達は、昼ごはんを食べ、乗り物に3回乗り、大切なことを思い出した。

告白してない!!れんも同じことを思ったのか、こっちを見る。

「「告白してない!」」

「次、2人ペアで観覧車のろう」

「OK」

小声で話したから、男子には聞こえてないよね、うん。

今度は普通の声で、

「ねえ2人とも。」

「ペアで観覧車乗ろう?」

「「いいよ」」


緊張・・・してきた。

「じゃあね、れん」

「ばい~」

先に、れん・藤野君ペアが乗る。その次に、私達。

観覧車に乗り、向かい合って座る。

「ねえ、菊川君」

「何?」

「私、菊川君のこと・・・」

う・・・緊張する。リラックス、リラックス・・・

「うん?」

「好き・・・だよ」

い・・・言えたぁ!よかった・・・

「ありがと!俺も好きだよ!」

喜んでくれた。よかったぁ・・・


こうして、観覧車は地上に着いた。

「「告白できたよ!!」」

男子らは、いつも笑顔の2人だけど、それ以上に笑顔だ。

「僕達、ジュース買ってくるよ」

「「ありがと」」


―・・・5分後

「だーれだ?」

菊川君だよね?菊川君が、私に目隠しをする。

「菊川君でしょ?」

「残念~」

え?菊川君だよ?

「え?違うの?」

「名前と呼び捨てで呼んでよ。」

あ、そういうことか・・・

「・・・英城」

「せーかい!ご褒美のジュース!」

れんも同じことをやられたのかな。顔が赤くなってる。

「これからよろしく、優花!」

名前&呼び捨てですか・・・

まぁいい。

私とれんは、幸せ者ですっ!!!


                  

最後まで読んでくれてありがとうございました!

私が原稿用紙に書いたほうは、400字の原稿を10枚使いました。

そんなに長くするつもりはなかったんだけど・・・


これからもよろしくね!

優花とれんの物語は、まだまだ続く!・・・多分。

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