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え? お目付け役の私をお払い箱ですか?

作者: 尾生 礼人
掲載日:2025/11/03

今日も、頭と体が重い──らしい。


ようは、生まれてから ずっとなので、『重い』という認識がない。


問題は、パッと見、役立たずなことだ。


ひと並外れた努力をし、現在の地位を築き、日々、研鑽と精進を重ねる方々にとって、私は『生まれ持った加護だけで生きている』腹立たしい存在なのである。


私に言わせると、それは動物としての本能、

『群れの中に、

怠けてる(ように見える)個体がいたら、

攻撃する』

を制御できてないだけ なのだが……。


ぶっちゃけ、神からの加護を得ているのを『ズル!』と貶して、『努力を怠っている!』と非難する。

(おそらく、ライバル潰しの本能も発動している)


かといって、寄り添ってくるかと思えば、『寄り添わない指導』と称し、

( `Å´)身だしなみも教養も整ってないヤツは、相手にする価値もない!

と歯牙にも かけない。


まるで、独裁者に洗脳された若き親衛隊員、New貴族である。

(共和制で廃された貴族も、一部は こんな だったんだろな……。)


とまれ、神の慈愛は万物あまねく降りたもう。


捨てる神あれば、拾う神あり、である。


どこにいても、何をしていても、『神の耳目』としての役割さえ、果たしていれば良いのだ。


決定権はないし、あったところで、意味もない。


世界は『場所』だ。


今日 明日、滅びるかもしれないし、滅びないかもしれない。


心だか魂だかが無事でさえあれば、肉体が失われようとも、なんということもない。


~とある廃 神殿に残された日記より~

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