歩き出す。
ドレッサーの物陰にしばらくじーっとしていたちまがにゃーと鳴く。
お腹がすいているのかと思い、ウェットタイプの餌をスプーンで軽く半分ついで、口元へ差し出す。
くんくんくん、ガツガツガツガツ。
あのぅ、もう少しくれませんか?といった顔をしたので、少しずつ繰り返してみた。
ガツガツ、ガツガツ。
外で飼っていた時は少量しか食べられなかったが、結局パウチの三分の一程をたいらげてしまった!
しっかりと零れた破片の餌もペロペロと食べた。
食欲旺盛だ。
よしよし。今日も元気だね。偉い、偉い。
毛ずくろいをして毛艶も良い。
排泄は相変わらずない。近々動物病院に連れていく予定だ。
ペットトイレの縁の高さにのぼりきれなかったので心配していた。
その後家事を済ませたわたしは読書に耽ってそのまましばらくうたた寝をしていた。
起きてちまを見に行くと、居ない。
定位置のドレッサーの足元にも、ウォークインクローゼットの奥の方にも、キャットタワーの1階にも。
あれ?ちまー?ちまちまー?ちまこー?と呼びながら部屋中を探してみると、居た!
ウォークインクローゼットの中の母が置いている篭目の物入れの上でリラックスしていた。
新しい落ち着ける場所を見つけたようだ。
そしてそこは箱の上なので、よっこらしょと登りきったのだ!
逞しい生命力で元気をまた一歩取り戻したちま。
なでなですると目を閉じてゴロゴロと喉を鳴らす。
今日のお仕事も頑張ってくるからね!




