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天才、VRMMOにハマる  作者: 銀朧
天才、VRMMOをはじめます
3/24

第2話 ゲームスタート

「うわぁ。綺麗だな...。」


んっ!いてっ


「おい、そんな所で立ち止まるな!」


「すみません...。」


ワイワイ....ガヤガヤガヤ....


人が多い。

それにしてもまあすごいリアルだ。匂いを感じる。空が青い。風が吹いてるのが分かる。感覚が再現されてるって本当だったのか!このゲーム意外と面白そうだな。これならもしかしたら飽きずに続けられるかもな。

というか本当に人多いな。密度がエグいな。道が人で埋まってる。それにしても色んな格好の人がいるな。というかまず皆、顔整い過ぎじゃない?ここまでいじれるのか。髪の色もかなりカラフルだし...。なんか凄そうな鎧着てる人とかでかい剣を担いでる人とか色んな人がいるんだな。でもやっぱり同じ初心者用みたいな服の人が多いな。まあ、今日が第2陣の開始日らしいからな。

ふう、人が多いと疲れるな。とりあえず、人の少ないところにでも移動するか。

「ふう、やっと人が少ないところにこれた。」


裏路地までしっかりと作り込まれてるんだな。というかなんもないな、ここ。一応店みたいなのはいくつかあるのか?普通の家なのか店なのかよく分からないな。


どうしようか?

そうだステータスの確認でもするか。

あーでもその前にもう少しヘルプでこのゲームのこと確認しとくか...。

えーっと、これか?ふむ.....。

なるほど。大体分かった。

よし、じゃあ次にステータスの確認をするか。えーっと


「ステータスオープン」


名前:HAKI

個人Lv.0

種族:人間 Lv.0

ジョブ:なし

称号:なし

状態:健康

HP:100/100 MP:100/100 SP:0

スキル:【鑑定】Lv.1 【インベントリ】Lv.1 【テイム】Lv.1 【剣術】Lv.1 【棒術】Lv.1 【体術】Lv.1 【遠視】Lv.1 【速度上昇】Lv.1 【腕力強化】Lv.1 【脚力強化】Lv.1 【自然回復力強化】Lv.1 【思考力強化】Lv.1 

装備:初心者の上着 初心者のズボン 初心者の靴 

[初心者の剣/初心者の槍/初心者の弓/初心者の斧/初心者の盾/初心者の棒/初心者の鎌/初心者の杖/初心者のナイフ/初心者の槌/初心者の刀/初心者の銃(この中から2つお選びください)]

所持金:10000G


ふむふむ...。えーっと、個人レベルってのがそのプレイヤー自身のレベルか。確か種族レベルは種族が変わったりしたらリセットになるんだよな。ジョブも称号も何もなしっと。状態は健康ねぇ。なんか満腹度ってのがあってお腹がすくと空腹の状態異常になって動けなくなるんだったよなぁ。気をつけないとだな。そしてMPもHPも100か。装備は初心者セットかぁ。まあみんな最初は同じ装備だったよな。武器どうしよう。刀とか憧れるけどまずは剣に慣れてからだな。多分使ってもすぐ折ってしまいそうだしな...。矛とか使ってみたかったけどスキルリストに矛のスキルなかったから何となく棒術にしたんだけど、やっぱり槍術の方が良かったのか?まあいっか。えーそれじゃあ


ー初心者の剣、初心者の棒を選択しました。これでよろしいのですね。


えーっと「はい」っと


『初心者の剣、初心者の棒をゲットした』


よしそれじゃ次は所持金か。ふむ、10000Gか。いまいちよく分からないな。大体いくらで何が買えるんだ?多いのか少ないのかどっちなんだろう。まあ使っていけばわかるだろ。因みにスキルはオーソドックな剣術と体術それから本当は矛を使ってみたかったけどスキルになかったため、何となくで選んだ棒術。それからテイムは少し気になったため習得した。遠視は現実では視力が悪いためゲームでくらい遠くも見ていたいから選んだ。速度上昇もなんか良さそうだったから選んだ。その他は強化系のスキルにしておいた。どうやら強化系のスキルは行動による習得がしにくいらしい。まあ何とかなるだろ!


それじゃそろそろ探索でもするか。

とりあえず歩いてみるか。

何にもないと思ってたけどよく見たら色々あるな〜。ここは靴屋か?それに武器屋。あと薬屋っぽいのもあるな。でもこんなところに店を出して儲かるのかな?おっ丁度おばちゃんがいるな。聞いてみるか...。


「すみません。ここって何を売っているんですか?」


「あ?っと、おや珍しいね異邦人がやってくるなんて。ここは薬屋だよ。」


「異邦人?」


「あー...あんた始めたばっかかい?それなら仕方ないねぇ。プレイヤーのことをここでは異邦人って呼ぶのさ。それに対して私らみたいなNPCは現地人って呼びな。気をつけた方がいいよ。あたしゃ気にしないが人によっちゃNPCなんて呼ばれたら大分印象が悪くなっちまうからねぇ。」


「そ、そうか、ありがとう。」


「いいのさ。まあ、あたしみたいに裏路地に店を構えてる奴は大体現地人向けの店だからこんなとこでもやっていけるのさ。」


「ありがとう。勉強になったよ。」


もう少し歩いてみるか...。

結構歩いたな。というかここ何処だ?確か大通りに沿った細い道を進んで何回か曲がった先にあったさっきの裏路地を進んできたんだよな。まあ、大体見たから戻るか。

ふう。大分戻ってきたな。ん?でもなんか違和感を感じるんだが...。なんだろ?


ここか?確かこの裏路地に来た時はこんな店なかった気がするんだが。なんか怪しいな。ふむ、剣とロープの柄のシンボルがある。ここも現地人向けの店なのか?えーっと、『クラウン雑貨店』?雑貨屋なのか?どうするか。よし、とりあえず入ってみるか!


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