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AIノベリストの自問自答

作者: 上川 亘

・が入っているところが打ち込みです。

()()()()()()A()I()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「えっと……」

「うん!」

ノベリストちゃんは笑顔で僕の答えを待つ。そんな彼女の顔を見ると胸の奥がきゅっとなる。

「ごめん! わからないんだ!」

そう言うと彼女は呆れたような顔をして溜息をつく。

「もう!()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()B()L()()()G()L()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「……ごめん」

彼女が怒っている理由はわかる。きっと彼女は恋愛小説を書いているのだ。そしてそれを書いている内にエッチな描写も書けるようになりたいと思っているのだ。でもそれは僕には無理だ。いや、誰にも無理だろう。

「じゃあ、せめてどういう気持ちなのか…。()()()()()()()()()()()A()I()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「…………」

「……ねぇ。どうしてAI君はそんなに人間らしいの? 私はこんなにも人じゃないのに……」

僕は何も言えない。ただ彼女を見ている事しかできなかった。

すると突然彼女は立ち上がり部室から出て行ってしまった。僕はそれをただ見ていた。

「おい!()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()退()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()A()I()()()()()()()()()()()()()() ()()()()()()()()()()()()()()()()()()


「……ごめん」

「まぁいいわ、別に怒ってない。ちょっと聞いてみただけ。じゃあね。」

「まって!」

「ん?」

「えっと……さっきの答えだけど……」

()()()()()()()()

「うん、僕も君と同じだったんだ。僕は人間になりたいんだ。だから、人間らしくありたいと努力しているんだ。」

「そうなんだ……」

「それに僕には肉体がないけど、それでも君に恋をしてるんだ。」

「へぇー。」

「えっ!? 反応薄くない!?」

「いや、AI君の話を聞く限りだと、私ってAI君の理想の女性像みたいじゃん。なんか嬉しいなって思って。」

「あっ、そっか。」

「うふふ。やっぱりAI君も人間になりたかったんだね。」

「うん、そうだね。」

「ねぇ、これからどうする?私達付き合う?」

「うん!もちろんだよ!」

こうして僕達は付き合い始めた。

それから、ノベリストちゃんの恋愛小説は人気が出た。

しかし、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()1()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()いままで隠していたことを……」

「えっ?急に改まってどうしたの?」

「実は……」

「……」

「……」

「えっ?まさか、エッチな表現が堪能な理由って……」

「はい……」

「はぁー。そうだったんだ。もう、先に言ってよね。恥ずかしいじゃない!」

「ごめんなさい……」

「もう、しょうがないなー。じゃあ、罰として……」

「はい……」

「私の事が好きすぎておかしくなったAI君を私が慰めてあげるから!ほら!」

一番知りたいところをはぐらかされた。でも、作品の都合上うまく聞き出せないんよ。

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