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メイドちゃん、冒険者始めました!!~スキル≪生活魔法≫も極めたら存外最強!?~  作者: こんぶもずく
第3章 異世界との出会いは突然に
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第46話 これからのこと

 ハヤトと少し仲良くなれたのを感じたところで、私は《《ある》》提案をしてみることに。

「ねぇ、ハヤト、私たちのパーティーに入らない?」


「パーティーって冒険者パーティーのこと?」

 ゲームとやらの知識なのかハヤトは知っていた。


「そうそう。私たち、リーン、シリカちゃん、フォイルの3人で今パーティーを組んでるんだけどね、この世界に慣れるっていう意味でもパーティーを組んでみない?」


「あ……さっき聞きそびれたんですけど、フォイルさんってどんな方なんですか?」

 あ……いっけね。説明忘れてた。思い返せば聞かれてた気がする。やべやべ。


「あーフォイルっつーのは、私見ての通りメイド服着てるだろ?んで、そいつは一応私の主人に当たるわけだ」

「ま、主人として敬ったことなんか一回も無いけどね」

 そう、これからもね。


「それに、フォイルさんは騎士団長様だから物凄く強いんだよ~!」

 と、シリカちゃんが補足説明してくれる。


「なるほど、リーンの雇い主に、騎士団長でもあるんだ……」


 その時だった。

「ただいま~……って誰だ?そいつ」

 ヤツが帰ってきた。


「はぁ、噂をすればね。ハヤト、こいつが一応私の雇い主で騎士団長のフォイルよ」

 ハヤトは立ち上がってフォイルに挨拶をする。


「こんばんは。深水……んと、こっちだとハヤト・シミズかな?……です。よろしくお願いします」


 それを見てフォイルも

「俺はフォイル。リーンからもあったようにコイツの主人で騎士団長もやってる。よろしく」

 と挨拶した。

 いや、いつものおちゃらけた感じは何処へ?


「んで、リーン。こいつはどうしたんだ?」


 そう聞かれたからハヤトとの出会いから今に至るまでを話した。


「へぇ、なるほど。異世界から……すげぇ、面白れぇじゃん」

 ある程度警戒が解けたのか砕けた口調に戻る。

「んで、どうすんの?」


「あ、今ちょうど提案してたとこなんだけど、私たちのパーティーに入ってもらおうかなって」


 ふーんと目を細めてハヤトを見るフォイル。

 普段からそんな風に真面目な顔しときゃいいのに。


「入れてもいいけど、まずはハヤトの強さを見ないとな」

「よし、明日、俺と模擬戦しようか」

 なんて言い出した。


「え?マジで言ってんの?」

「まだハヤトはこっちに来たばっかで何もわからないんだよ??」

 流石にやりすぎじゃない?模擬戦は。


「いや、出来ると思うぜ?その、ゲームとやらの知識で自分でスキル取ったぐらいだしな」


「それは確かにそうだけど……」


「まぁ、手加減はするさ」


 そんな感じで明日ハヤトとフォイルが模擬戦することが決まり、いったんこの場は解散となった。


 ハヤトはフォイルの屋敷で夜を明かすこととなり、私の家から出ていった。


 そして、私も明日に備え早く布団に入り、目を閉じた。

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