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儚キ日々

作者: 岩海 陸雄


君はもう覚えていないだろう。

急に居なくなるのだから。

いつも一緒だったはずなのに。

急に前から居なくなる。


あの日の空は戻らない。

僕の記憶にももう空はない。

二度と戻らぬあの日々の

儚キ色の

アオイロの


君はまだ覚えているだろう。

急なできごとだったから。

いつも僕は想ってた。

君の笑顔が僕の希望


あの日の空は戻らない。

僕の中には留まるが

同じ日々には戻り得ぬ。

血のごとく深き

アカイロの


僕は未だに覚えてる。

君の笑顔が綺麗だったから。

急に振り向くその顔に

火照る頬は陽のごとく。



あの日の空を覚えてる。

初夏の風が吹き抜ける

淡いヒカリのたゆたいし

君と2人の

儚キ日々



僕は君に伝えたい。

まだ君に届くなら。

僕らの日々は

美しい。

あの日の空のイロのように



僕はまだ覚えてる。

あなたが傍に

居てくれたから。

儚キ日々は戻らない。

僕が消えて

居なくなるまで



あの日の空はそのままで

儚キイロを

身にまとい。

もう少しだけ

待っていて。

君の分まで生きるから。


儚キ日々に

思いを馳せ

見える景色は

あのイロの

君とみていたあの空の

儚キ日々の

煌めきだ














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