久しぶりに平穏な1日終えてログインをしてみた
「ただいま~」
「わふ!」
「ニァア~ン♪」
「ラブリン、さんちゃんただいま~」
二匹に出迎えられる生活プライスレス。結構幸せを噛み締める栗栖であった。
「ゴロゴロ、ゴロゴロ♪」
(我輩のご主人、大好き♪)
「わふわふ~」
(お帰り~)
何だか気のせいかな?、二匹のきもちが、何となく分かるような~、
気のせいだよね?
まだ残暑厳しい9月の終わりですね~。多分疲れが出たのですよきっと?、
そう思うことにした栗栖だった。
二匹を構いながら、麦茶を飲んで一息。
冷たいシャワーを浴びて汗を流したけれど。少し肌寒さを感じたので季節の変化を感じた栗栖であった。
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こんにちわクリス様、本日は外気温も高くお疲れ様でした。
エンドアースの世界をお楽しみ下さい。
見慣れた天井である。ここは王都のうちのクランであった。
「あっ!?、パパお寝坊さんなの!、パパおはよう~なの!」
ピョンと飛んで、クリスの胸にココナがダイブしてきた。いわゆるルパンダイブかって勢いで、はしりと抱きつくと、匂い付けのように頭をグリグリすり付けてくる。
うん、可愛いけど、何となくあざといような気もするが?
「パパじゃないけどな」
「むう~、パパは意地悪なの」
可愛らしい五歳児のうさみみ女の子が、ほっぺたを私不機嫌ですと膨らませてるの見てると、妹ベッキーの・・・・・・・。
(残念なことに、リスのように物を食べてる場面しか浮かばないやアハハハ・・・、はあ~)
兄として妹よ。少し残念なイメージが強い気がする気がするよ。食欲じゃなく女子力をあげてくれ頼むぞ、見た目は美少女なんだからさ~。
密かにそんな勝手な気持ちを吐露して嘆息していたりする。
「むう~、パパだめなの、今はココナの時間なんです~、なの!」
意外と鋭いココナであった。
「・・・・アハハはは」
思わず笑って誤魔化すクリスである。
(意外と鋭いよな~、優秀なAI搭載してても、女の子は女の子なのかな~)
しみじみとそう感じていたりする。その日はココナの可愛らしいお願いで、クランクエストで時間を潰して終わってしまっていたが、これも仕方ないと諦めたクリスであった。