ダンジョン探索、レイドボスと戦ってみた2
僕は、前衛のサポートメンバーに入った。レベル的にもスキル的にも、盾持ちがせいぜいで、しかもその補助だ。
「よしみんなやるぞ!」
「「「「おおー!」」」」
一番近いギガントデスクローウに、遠距離から、魔法攻撃が始まる。
「よしタゲが取れた、挑発持ち、頼んだぞ」
翡翠剣士団団長カガリ指揮の元、レイドボス討伐が開始された。
「サクサク行くぞ!、次があるんだからな」
「「「「俺はここだ!?」」」」
いかにも騎士のような出で立ちプレイヤー10名の内4人が、挑発スキルを使った。
「よしタゲが取れたな、サルスケはタゲ管理、ルウルウはダメージ管理だ、補助プレイヤー達はタゲを取りすぎず、様子を見ながらメインプレイヤーの補佐を頼む」
『『『了解』』』
ギガントクロコダイルが盾持ちが待ち構える。前衛に迫る。
『グルアァアアアアアアアアアアアアアアアアア?!』
ギガントクロコダイルは巨大な尻尾を左右に二度振るう。
『噛みつきの前兆だ、盾持ち身構えろ?!』
『『『『了解』』』』
『後衛!?、タゲが流れないように四人に防御魔法だ』
『防御魔法行きます。三、二、一』
『『『『プロテス』』』』
『来るぞ!?』
盾持ちが身構える瞬間。狙い済ましたように、巨大なあざとを開いた。
表面は金色だが、口内は赤く、歯は鋭く、まるで歯は研ぎ澄まされたノコギリのように歪であるが故に。
一度喰らえば、HPの全損もあり得た。
『『『『シールドバッシュ』』』』
巨大なアギトが迫るなか、四人の息のあった盾の攻撃によって、ギガントクロコダイルは右に受け流された。
『よし上手くダメージも与えられた。タゲも大丈夫そうだな。後衛魔法攻撃を開始しろ』
レイドボス討伐リーダカガリの号令で、後衛から魔法攻撃がギガントクロコダイルに降り注ぐ。
『『『『大地の槍』』』』
沼地フィールドの為か、地属性の魔法効果が、
やや低めに設定されてるようだ。
『炎、水属性は除外かな、地属性は防御に使え』
『『『『了解』』』』
どうやら翡翠の剣士団長カガリさんは、
レイドボス討伐の指揮に慣れているようで僕も安心して、楽しめそうだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇
どうにか最初のレイドボスを討伐
出来た。
「お疲れ、」
「「「「お疲れ様」」」」
「ちいと固いが、まあ~なんとかやれそうだな」
カガリさんの言う通りだな。
「ドロップアイテム確認したら。各自トイレ休憩取ること」
「「「「了解です」」」」
さてさて何がドロップしたかな?
『レイドボスが討伐されました』
※沼地のギガントクロコダイル/『討伐×』
・レイドガチャチケット×1
※レイドボスを討伐すると1体毎に1枚チケットが必ずドロップします。
『レイドボス討伐ポイントランキング開催』
※各自フィールドエリアには、レイドボスがいます。
レイドボスを討伐してレイドポイントを貯めよう。
「なんかドロップみるよりも………、ログとインフォメーションが沢山流れてきたな」
ドロップは………、素材が多いな、
・金色のギガントクロコダイルの皮
×7
・ギガントクロコダイルの歯×2
・ギガントクロコダイルの爪×1
「金ぴか素材とか……、誰とくだよ」
実に悩ましい話だな。
「おっ、レベルも上がってるな」
クリス
職業見習い漁師
レベル21→22
HP133→135
MP33→34(+6)
攻撃力135+40→137
防御力88+20
→90
素早さ121→123
瞬発力79+5→81
魔法防御79→81
知力27+6→28
幸5+3
称号ゴーレムの崩し師
※ゴーレムを個人で1000体以上一撃で倒した者に与えられる。
・ゴーレム攻撃力二倍
・ゴーレムからレアドロップ率二倍
職業スキル
・操船・小
・釣具・仕掛作り
(木工・小 骨工・小)
戦闘スキル
・大剣レベル3
(縦斬り、薙ぎ払い、パワースラッシュ)
・体術レベル3
(打撃、蹴り、体当たり)
アクティブスキル
・鑑定レベル2
・気配察知レベル3
パッシブスキル
・解体レベル5
・インベントリー150
・薬草の知識
・鉱物の知識
・毒耐性レベル3
・釣りレベル3
・採掘レベル10
リセットされたスキル。
・身体能力UPレベル4
・物理耐性UPレベル2
・魔法防御UPレベル2
リセットしたスキル。
・罠解錠レベル1
・罠察知レベル1
装備
▽魔鉱のバスターソード+40
※属性の魔石を装着すると属性の魔力剣となる。
※属性の魔力剣は、追加ダメージを与える。
▽ビックボアの皮鎧+12
▽鋼鉄のグリーブ+8
アクセサリー
▽幸運の尻尾ストラップ+3
▽風の腕輪+5
▽魔力の腕輪+5