水ダンジョン無双はイカの香りで6
『中ボス、オルカノ夫婦の攻撃【大津波】』
『イカホが召喚した。クラーオネーが【カウンターマジック・キラキラバースト】発動』
大津波をキンキラな猛毒入りの小イカが凄まじい勢いでかけ登る様はどっちが攻撃してるか錯覚を覚える勢いである。因みにキンキラなイカ達は毒々しい化粧をしてたりする。まあ~、どうでもいいはなしだが、
攻撃を受けるオルカノ夫婦は涙目だが、攻撃チュウの為口を開きぱなしで、口内に突撃を受けるしかなかった。
『効果テキメン、猛毒によりオルカノ夫婦が動けなくなった』
『クラーオネーの【束縛】』
『オルカノ夫婦は身動きが取れなくなってしまった!、もはや涙目。オルカノ夫婦のライフはゼロよ~、早く倒してあげて(/_;)/~~』
一部、運営のコメがあったような・・・、
「よし今のうちに全員一回は攻撃で、経験値とドロップが貰えるボーナスだぞ」
『『『おおお!?』』』
生産プレイヤーにとってボスのドロップをゲット出きる機会なんて、ほぼないのである。魂の喜びと言う叫びが、中ボスエリアに響いたと言う。
猛毒を食らったオルカノ夫婦は、時間と共にダメージを食らいまくり、最初の攻撃以外。クラーオネーに【束縛】されて何もさせて貰えないと言う、ボスにあるまじき悲しい最後を迎えたのであった。
それを見ていた一部のプレイヤーは、
「理不尽な」
「これが・・・」
「噂は真実だったのか・・・」
戦き様々なこと呟いたりする。そんな気分屋のプレイヤーを他所に。
「あっ、中ボスは生産クランに下げ渡しの契約してるから、オルカノ夫婦の解体は全部お任せしま~す」
『『『おおお!?』』』
はしゃぎまくる生産クランのプレイヤー達、ボスドロップも貰えた上に、経験値までゲットできて、その上レアドロップが期待できる。中ボスの解体を任せられるのだ。
それは両手を上げて喜んだのも仕方ない。
大手のララフルとて歓声を上げて突撃してましたよ。
まあ~、そこには生産プレイヤーと戦闘プレイヤーのちょっとしと苦労があるのは察しであった。
「みんな元気だね~」
のんびりした口調のクリスに、カガリは煙草を落とし。イカホとイカ娘達が、目を丸くしていたのはご愛敬である。
みんなこいつマジかって目をしてたりする。
イカの香りであるイカホには特大な飴である。召喚枠拡大をプレしといて、
中ボスを束縛させて、通常滅多にレイドに呼ばれない生産プレイヤーをあつめて、経験値、ドロップと言う飴を与えといて言う言葉ではなかった。
「クリス氏、聞いていいかな」
「ん、どうしましたイカホさん」
「今回のイベント、クリス氏にやる利益とかあったんですかノシ」
「ないですよ~、ただ青い血に奉じられたので普通な
プレイヤーらしくないノブコブでしたっけ?、そんな言葉ありましたよね~」
「聞いたことがあるような~」
「高貴な血族って奴だな」
「ですです。少し前に鉱山関連で稼いだので他の貴族の変わりにこのくらいは還元しとかないとって奴です!」
朗らかに発言したが、ここにいたカガリ、イカホは気付いた。
(クリス氏・・・、いったい幾ら稼いだのでノシ!)
(やべー、こいつリアルで化け物だぞ、通りで運営と契約するわけだぜ)
気分はそれぞれだが、
※(゜∀゜)ひょ。流石はクリスキュンキュン♡
運営側から猛烈な歓迎があったのはいうまでもない。