水のダンジョンでレイド開始ですよ~
『水のダンジョン前』
そうこうしている内に今回レイドを組んでくれた各クランのプレイヤー達が集まって来ていた。
「クリス君よろしくだノシ」
「あっ、イカホさん、イカ娘さん達もネットニュース見ましたおめでとうございます!」
「「「ありがとうイカ!?」」」
「あっ、ありがとうイカ?」
四人は相変わらずのようで少し安心した。
「業界には詳しいのでどこの事務所が良いかとか相談には乗りますよ~、叔母が一流モデルで芸能界にもそれなりに伝はありますから」
「「「「おお~、クリス君凄いね~」」」」
「すっ、凄い?」
「こんにちは~、クリス君またやらかしたわね」
「あっ、姐さん、そんなつもりは無かったんですけどね~」
苦笑しながらサミエル姐さん、セリシア姐さん、
「ヤッホ~、クリスのクランに入ってから飽きないな~」
「ほんとほんとよ~」
ヒタチ、ヒナタペアーが何時ものようにやって来た。
「クリス君、ドンマイ」
「あっ、シオンさんこんにちは」
「うん、なんだかいっぱい人が集まって来てるしわくわくするね!」
ほんのり顔を赤く染めて目を輝かせる美少女、ある意味尊いと思います!、僕はそっと祈ってみた。
(ありがたや~、なんかご利益ありそうな気分になるね~)
「お兄!」
「お兄さ~ん!」
「ニャハハハ、相変わらずだにゃ~」
「サスクリでござる?」
騒がしいチームケモナーがやって来た。
「クリスさん!、強敵と殺るそうで任せて下さい」
『やれやれ、落ち着けなかなか強者が集まっているようだ。これは楽しめそうだな』
おっとアンビシャス君もクリスタル商会のクランメンバー扱いなんだね。こうしたレイドにも参加できるだ。
エンドアースの主要キャラが参戦出来るのはちょと楽しみかな。
「待たせたなクリス君、今回は世話になるぜ」
「「「よろしくね~」」」
「こちらこそ、あっ、カガリさん、今回のレイド全体の指揮をカガリさんにお願いしたいんです」
「おっ、俺で良いのか?」
「はい、僕達は個のマンパワーはありますが、全体を見るのには長けていないので」
「ほ~う、(自分たちのことよく理解してるな)それでいいなら構わないぞ」
「あっ、ありがとうございます!」
「ヘえ~、クリス君ってそう言うの結構理解してるよね~」
「全くよ~、高校生らしくない気の使い方よ」
どうやらサミエル、セリシアの幼女な老女には相談せずに決めたようだが、周りで話を聞いていた大概のプレイヤーは納得の人事であった。