八人目の七福神
宝箱から宝船の神々が集まり宴会を楽しんだ。
『人間よ。その方らに褒美を取らせん』
・八人目の七福神とは猫仙人
・八人目の七福神とは鼠仙人
・八人目の七福神とは鯉仙人
相棒を選んで下さい。三人にログが流れた。
これってつまり?、相棒を一人選ぶってことかな?
サミエル『私からで良いかな』
セリシア『いいよ』
クリス『いいですよ』
◇◇◇◇◇◇◇◇
サミエル
・八人目は鯉仙人
セリシア
・八人目は猫仙人
クリス
・八人目は鼠仙人
それぞれ選んだ。
『よろチュ~』
白い鼠のお爺ちゃんは、白い着物を着て、小さな金色の小槌と小さな袋を持っていた。
『期間限定相棒』
属性混沌LR
鼠仙人泊宅
能力
癒しの仙術(1戦闘毎15回復させる)
特殊アイテム
・縮小の小槌
※アイテムランクLR、僅な時間モンスターの体を小さくすることでHP1/2
・魔封じの袋
※袋を開く間。あらゆるモンスターの行動を阻害する1分間、
一度使うと15分間のクールタイム。
『期間限定相棒について、神々の晩餐セットを揃えたパーティには、イベント期間内に限り、召喚の指輪を必要としない相棒である仙人を神々より借りることが出来ます。』
『期間限定相棒が開放されました。』
『フィールドダンジョンに、レイドボスが開放されました』
いきなり一斉メールが届いた。イベント期間も残り半分、ここで新たなる要素レイドボスの開放とか……、
学生プレイヤーには、かなり厳しい話である。
「取り合えず相棒もいるし、レイドは別にしても……、宝箱は狙いたいわね」
「そうね、レイドに挑むにしても今は色々足りなさそうだしね」
「クリス君、それで良いかしら?」
「はい、僕は構いません」
◇◇◇◇◇◇◇◇
ダンジョンに出たら、ミズリーとゴーレムドラゴンノアを呼び出した。
「あらそれ………」
サミエル姐さんが目敏く気付いたようだ。
「宝石獣のミズリーです」
「へえ~、イベントで?」
「はい、運が良かったようで」
「うにゃ~ん!?」
みんなよろしくにゃ!?、ゴロゴロ上機嫌に二人に挨拶した。
「へえ~、宝石獣のAIは、頭が良いって評判なのよね」
ひとしきりミズリーを可愛がっていたセリシア姐さんが、宝石獣について詳しく教えてくれた。
・宝石獣の性格は三段階あって、甘えん坊、愛想よし、ツンデレとある。
・魔法も一つだけ覚えているが、宝石獣用の課金アイテムによって三つまで魔法を覚えさせれること。
・課金アイテムの中にはチャットのような、お喋り機能を追加出来るらしい。
「へえ~、ミズリーとお喋り機能ですか、ちょっと心惹かれますね」
エンドアースを遊ぶようになった、一番の収穫はミズリーと出会えたことだな。
「うにゃ~ん♪」
分かってるにゃ♪、ミズリーとは何となく言葉が通じた気がした。
ミズリーが斥候として先に歩き、ゴーレムドラゴンノアが、周囲を見回ってくれるので、モンスターの襲撃はなく、此方からの攻撃がスムーズに先手を取れたので宝箱7個とかなり見付ける事が出来た。
・神々を模した銅像(11)(30)/35
・古ぼけた地図の欠片(7)(8)/16
・不思議な力を感じた陶器の欠片9/12
だけ貰うことにした。
「そうだサミエルさん」
「ん?」
トレードを申し込んだ。
▽水槽
▽アクアボンベ
▽水草の種
▽水辺の相棒フード
「これって……」
「さっき鯉仙人を選んでたから、もしかして水系の相棒がいるのかな~って」
「うん♪、ちょっと嬉しいかも」
とても嬉しそうにドワーフ幼女は笑っていた。
◇◇◇◇◇◇◇◇
インベントリー150
・古ぼけた地図の欠片(1)(2)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)(11)(13)(16)/16
・不思議な力を感じた陶器の欠片(1)(2)(4)(5)(6)(8)(9)(10)(11)(12)/12
神々を模した銅像はむずかしいけどこっちは揃いそうかな。