神々の晩餐
転移の杖と転移の杖(4)があるから、転移の杖をインベントリーから選び、
・オークション会場街
が出たので選んだ。
転移の杖は力を失い崩れ去った。
◇◇◇◇◇◇◇◇
視界が変わり、
改めてログを見なおした。
「杖系は、回数制限を超えると。消え去るんだな」
装備用の杖は、アイテムとは違った。
ダンジョン用のアイテムである杖は、イベントが終わったら消えるのかな?。気になったけど…………、
セリシアさんいるといいな。
◇◇◇◇◇◇◇◇
『越後&三河屋』
この時間だと行列もなく、それでも客はそれなりにいて、賑わっていた。
「あれ?、クリス君どうしたの」
丁度、作業を終えたばかりのセリシア姐さんは、不思議そうに眉を潜めた。
ステータスを開き、友達からチャット選び、
『ちょっといいかな~』
『ん?。どうしたの』
クリスが一人で、ダンジョン探索していた所。突然フィールドダンジョンに変わった話から、
オークション会場街にある。クエストをクリアして、別の出入り口から、再び探索したこと。
沼地フィールドを発見して、隠された宝箱を見付けたこと。
頑張って宝箱を探しだし。色々なアイテムを見付けたから。幸せのお裾分けをしに来たこと。
セリシアにトレードを申し込みした。
『クリス君はいい子だね』
しみじみ言われると照れてしまう、
クリス
・黒檀のテーブル大
・黒檀の椅子×8
・黒檀の食器棚
・神々の晩餐のテーブルクロス
セリシア
・回復薬中×5
・課金チケット1000
トレード品をインベントリーにしまいました。
ログを見てから、課金チケットがあったことに驚く、
「良いんですか?!」
「ええ構わないわ。かなりいいアイテム貰えたみたいだしね♪」
セリシア姐さんは、丁度サミエル姐さんから銀の食器セットをトレードしたばかりだったとにこやかに告げた。
「それはなんと言うか……」
「ただ魔力のチャージには、苦労しそうだけどね。ナイスタイミングだわクリス君!」
「喜んで貰えたら嬉しいです」
「神々の晩餐はパーティ集まってからの方が良さそうね」
「僕はこれでログアウトしますから、お休みなさい」
「あっ、お休みなさい、まあ明日ね」
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少し早いが夕飯のしたくと。お風呂を掃除してると
。
「ただいま~」
「ただいま」
両親の帰宅らしい。
「ただいま~」
「わんわん!」
妹も帰宅したようだ。ラブリンの嬉しそうな鳴き声がした。
家族で餃子を楽しみ。残り少ない連休を惜しんだ。