一人寂しくソロプレイ4
ステータスとインベントリーの中身を再確認してから、僕は相棒召喚でゴーレムドラゴンノアを呼び出して、ダンジョンに向かった。
「うにゃ~ん?」
この先にひらけた場所があるにゃ?
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「モンスターの気配は……、居ないな」
「うにゃ~ん」
そうかにゃ、ならにや~は、罠に注意するにや~ん。
何だか最近会話が成り立ってる気がした。
◇◇◇◇◇◇◇◇
金色スラッグが現れた。
金色クロコダイルが現れた。
「南には平原があって、西側は沼地か」
ダンジョンを探索していた僕らは、
またフィールドダンジョンに出ていた。
ゴーレムドラゴンノアは自動攻撃に入った。
『ごあごあ!?』
「ミズリー」
☆風の刃
金色フロッガが、沼地から出てきて、ミズリーの風の刃をかわすように大ジャンプ。
「どりゃあああああああ!?」
魔鉱のバスターソードに属性石を取り付けた。
水辺のモンスターに効果的な、地属性を追加効果に選んだ。
「パワースラッシュ!?」
金色フロッガの体当たりを。真っ正面から打ち付けた。
自分もダメージを受けたが、金色フロッガを地面に叩き付けた。
『ごあごあ?!』
ピヨった金色フロッガに。ゴーレムドラゴンノアが巻き付いた。
強烈な締め付け攻撃に、継続ダメージを与えていた。
「うにゃ~ん!」
☆風の弾丸
ノシノシ意外と早い動きの金色クロコダイル。ミズリーの牽制がヒットする。
ダメージは少ないが、移動が止まり警戒音を鳴らしていた。
クロコダイルのようなタイプは、地上だと動きが遅くなる。ただ強力な噛みつき攻撃は危険だが、かわすのはさほど難しくない。
「縦斬り?!」
『ガァアアアアアアアア…………』
渾身の一撃がクリティカル判定。HPバーを削りきり、金色クロコダイルを倒した。
『ゲコ~………』
金色フロッガもゴーレムドラゴンノアの巻き付き攻撃によって、HPを削りきり倒した。
「沼地のモンスターはHP高いな」
チラリ、沼地を見るともぞもぞ、金色クロコダイル、金色フロッガが沼から出てくるのが見えた。
「これは大変そうだな………」
ようやく沼地からモンスターが上がって来なくなった。
「うにゃ~ん!」
ようやく倒したにや~!。
「ミズリー宝箱があるか探してみてくれ」
「うにゃにゃ~ん♪」
しょうがないなゃ~♪
ゴロゴロ喉を鳴らしながら。ご機嫌に辺りを伺いあるく。
「うにゃ~ん??」
見付けたにゃ~ただ沼地の中にゃ??、
「沼地の中にあったのか………」
それはちょっと………、嫌そうな顔をするクリスに。
「うにゃ~ん?!」
頑張るにゃ?!
。ミズリーはクリスの後ろから頭をグイグイ押して、沼地に向かわせようとした。
「うっ、分かったよ」
「うにゃにゃ~ん」
よろしいにゃ。
まるで宝石獣と主であるクリスは、会話をしてるように………。二人の関係は自然であった。