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チームケモナーの冒険




★ベッキー視点




「お兄!、良いって」

「やった~!」

「流石はお兄さんにゃ~、妹には甘いにゃ~」

「フフフフ~、ブイなのですよ~」


 豊かな胸を反らせて鼻高々なベッキーを三人プラス1。


「私まで良いのかしらね?」

「シオンさんは仲間でお友達なので良いの~、良いのですよ~。今日は女子会での冒険なのですよ~、と、言うわけでみんな楽しんで行くぞ~」

「「「おお~!?」」」


 実にノリノリな親友ズに巻き込まれる形のシオンは、何だかんだ言いつつも楽しげであった。


「目指すは、近隣諸国の1つシーホォーリア公国なのです!」

「よ~そろにゃ~!」

「エヘヘヘ、ようやく私達も他国にログ登録してかないとね~」

「そう、忘れるとお兄さんにおいてかれる」

「他の国かあ~、何だかワクワクするわね」

「でしょシオンさん!、お兄ってば多分忘れてるから、勝手に先に行かないと何故かいつの間にか先に進んでるんだもんムス~!」


 妙に実感がこもったベッキーの言葉に、ああ~、クリス君てば普段からやらかしてるな~。


 何気に四人は気付く、が、そこは女の子であるあえて油を投入しない。

 時には混ぜるな危険をするが、ガソリン撒き散らす男の子がいないと。

 普通にまとまるのも女の子の不思議な生態であろうか、


「お兄さんのお話も聞きたいけど!、海の冒険に主発しよう!?」

「うさびっと~!?」


 そうそうさっきから気になってたでぶ兎が、


「なっ、鳴くのね」

「エヘヘヘ、うちの契約獣の【シラタマ】で~す。シオンさんは初めましてですよね~」

「そっ、そうね」


 見た目はあれだけどブサ可愛い系な契約獣ではある。


「うさびっと~」


 ピョコンと頭を下げてくれた。


「あら、よろしくねシラタマ君かな~?、そうなんだ~」

「エヘヘヘ、うちのシラタマ頭いいでしょ~、進化したらもっと頭良くなって必殺技とか覚えるんだって♪」

「そっ、そうなんだ」


 へえ~、獣魔契約も面白いかもね~。


「あっ、シオンさんはうちのクランのマスコット、ココナちゃんにはまだ会って無いですよね~。凄く可愛いから楽しみにして下さいね!」

「あっ、うん」


 考えて見たらクリス君以外に。男の子はヒタチ君位しかいないし、ここは女の子が多いから私としても慣れてるので気楽かも。


※因みにシオンはお嬢様学校に通う。純粋なお嬢様であった。









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