装備革命が起きました!?2
『王都・職人通り』
ワイワイ、ガヤガヤ
掲示板、または運営のワールドアナウンスを聞いたプレイヤーが集まっていた。
N・店員『本日の整理券は終了いたしました。また7日後に入荷予定となりますのであしからず』
『ええ~!、また買えないのかよ~』
『マジかよ~、徹夜して並んだのに・・・』
ここの大きな武器屋に並んでいたのはほとんどがソロプレイヤーが多く、またそのうち一割ほどだが、Pkしていたオレンジクラスの闇ギルドには入っていない。やんちゃしてみんなにハブにされたノン課金プレイヤー達であったりする。
初期に何を栃狂ったか俺最強をやって、オレンジとなってるのはいまとなってはお見送りしたいばかりであった。
まあ~同じプレイヤーでも粘着気味にPKしてお金を稼いでいたプレイヤー達の成れの果てであった。
レッドのほとんどは闇ギルドプレイヤーであり、とてもではないが表通りに居るだけで衛兵に捕縛される対象となっていたりする。なので貧民街以外でレッドは表通りを歩くことは出来ない仕様になっていた。
ただオレンジでも。場合によって貴族から賞金かけられたりして指名手配されることがあった。
重罪のNPCの殺害または、闇ギルドの中でも大罪ギルドと呼ばれるギルドメンバーである。
ステータスを見ても分からないが、カルマ値と言うのが存在していて、この世界の人間であるNPCに対して行動をしてると好感度が上がるならばNPCとも友好的になって仲良くなったり噂話を教えてくれたりする。
ただ悪感情を稼ぎ過ぎたプレイヤーは勿論、NPCから嫌われるので、町に入るだけで衛兵に追いかけ回されることになる。
ここに居られるのはオレンジでも比較的軽い犯罪の物だけだな、
まあ~オレンジと言うだけで、大手生産クランから出禁を食らうのは必然的であった。
何せ一番狙われるのは商人ギルド、職人プレイヤー、それに準じるNPCだったからだ。
自業自得とは言え・・・、
運営側から課金制で買うことも許されてるので、お金に余裕ある闇ギルドのプレイヤーは余裕であろうか?、
まあ~そこも含めて社会性が物を言うことがあるのがエンドアースの醍醐味だろうな。
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王都のクランハウスから出ると王都のクリスタル商会支店に出た。
N・番頭「商会長おはようございます!」
『『『商会長おはようございます!?』』』
「おはよう、今日もよろしく頼む」
(あれ・・・、いつの間に王都のクランハウスが支店に)
「まあ~姐さん達の仕業だと思うけど・・・」
こうもいきなり変化すると驚くから事前に知らせて欲しいと思ったクリスだった。