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ダカンを連れて鉱山ギルドへ




『ベルゲン砦』



ダカン「良かった!まさかミスリル鉱山まで見つかるとはな」

「良かったですね。多分人間の炭鉱夫では掘れませんから、鉱山ギルドにきちんと登録してからドワーフ王国から炭鉱夫をお願いするでしょうね。あっ、その辺りは僕の方からベルゲン公爵閣下に話を通しますから、国内で掘って加工までは可能になりますよ」

「そうか・・・、仲間にも知らせてやらなきゃならないが、色々と面倒なことがあるんだったな・・・」

「あっ、一応、僕も男爵に叙任されてるので、ドワーフ王国にミスリル、属性鉱石の輸出出来るよう話をすることは可能だよ、ただ判断は上になると思うけどね」

「ほっ、本当に!」

「ああ、先に鉱山ギルドに登録してしまおうか、これでドワーフ炭鉱夫ダカンの名前は我が国でも有名になるし、ドワーフ王国に対しても有利に働くはずだからね」

「おお~!、ありがとうクリスよ」

  

 感激したダカンに抱きつかれたが、赤熊族の僕のアバターの体がミシミシ鳴った時は・・・、


 ちょっとだけ恐怖を覚えたのはここだけの話であった。









☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




『鉱山ギルド』



 鉱山ギルドは国営のギルドである。

ランバルト王国にも冒険者になっているドワーフに依頼して鉱山を探すクエストを上げているが、ほとんど塩漬けとなっているそうだ。


「こっ、こりゃたまげた!」


 みるからに頑固親父、そう第一印象を持った鉱山ギルドマスターは、目をひんむいてどら声で喚く。


「既に鉄鉱山三つ、銀鉱山のことはベルゲン公爵閣下に知らせてますが、さすがに属性鉱石発見とミスリル鉱山の発見は、鉱山ギルドを通すべきだと訪れさせて頂きました」

「確かに!、その鉱山のことベルゲン公爵閣下から聞いてますぞ!」

「つきましてはこちらのダカンに例の処置をお願いいたします」

「伺っております!、ガハハハハハまさか本当にミスリル鉱山まで見付けれるとは、きっとベルゲン公爵閣下も度肝抜かれますな!?」


 ものすごい大声でバシバシ背中を叩かれる度につんのめる。

 流石がは鉱山ギルドマスター、僕より倍以上レベルが高いらしいね。


「そっ、それは本当だか!」


 ダカンが気色ばんで前のめりになっていた。

 ドワーフに酒と鉱石とはよく言った物である。


「ガハハハハハ、勿論よ!、そちらのクリス男爵閣下がお前さんのために、公爵閣下と約束を結ばれておる。安心して仲間を呼ぶが良いぜ!」

「あっ、ありがとうクリス様!」


『シティークエスト、鉱山ギルドに炭鉱夫ダカンを連れて行くクリア』


報酬

★土鉱石の鶴嘴

★ドワーフダカンの紹介状


 

※ダカンの紹介状、ドワーフ王国に入るにはドワーフの紹介状が必要である。


大迷宮に入る許可証にもなっている。



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