メインストーリー新しい炭鉱を探す方法2
『ベルゲン・冒険者ギルド』
昨日はせっかくメインストーリーが始まった瞬間に宴会に突入とか、イミフな展開で全く進まなかったので、ダンカンから頼まれた山々に入るためベルゲン公爵の城に向かった。
実はベルゲンの山間にベルゲン砦と呼ばれる城塞がある。
城塞の中には村ほどの家屋と騎士団の駐屯地があるのだが、ここへはイベントかベルゲン公爵から呼ばれなければ来ることが出来ない隠しマップであるようだ。
『へえ~、ベルゲン砦にはこうやって来ることが出来るパターンもあるのね』
『相変わらずクリス君よね~、変な引きよね~』
あの~姐さん達・・・、それって誉め言葉じゃないですからね!。
『これがクリス君効果か~何回でも楽しめるのはいいな、うんワクワクで楽しいぜ』
『うんうん!、クリス君の
クランに入って良かったね』
それはどうも、はあ~、まずエンドアースの世界では、何かやろうとしたらお役所の登録義務が生じる。
特に今では廃炭鉱しかないベルゲンで、ドワーフが新しい炭鉱を探そうと言うのだ。
可能性は低いが見つかった時のこと考えたら、こうしたことはしっかりしとくに越したことはないのだ。
『お兄、お役所仕事だね~』
『まあね、一応僕も、この国の貴族ってやつだしベルゲン公爵閣下には、一度顔を出すように話をされたからさ、きちんと根回ししとくのも勤めかな~、それにこれメインストーリーだよね?、炭鉱が見つかる可能性高いし、そしたら絶対もめるよね。今なら何も出てないから話し合いで解決できる話だからね~』
『流石ですわ!』
『あっ、ありがとうリオさん』
『いえいえ、クリスさんは私達と同じ歳ですのに、そういったところはしっかりしてますのね』
なんだかリオが変なところに感心してるようだ。
『あっ、姉さん砦が見えてきましたよ』
城塞都市ガレンほどではないがかなり堅牢な砦が遠目からもうかがえた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
僕達はそれぞれのパーティーに別れてダカンさんの求める場所を探す事から始めた。
『マップに候補地が映し出されます』
マップが真っ赤になっていた。
そう、ベルゲン砦にある役所で手続きを終えたらワールドアナウンスが流れたのだが・・・。
『『『『オオオイって!?』』』』
200以上もの候補地があったのだ。
運営さんこれって、めちゃくちゃ嫌がらせなメインストーリーだよね?。