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夏休みの終わり

 



『8月27日』




 夏休みなんてあっという間に終わっていた。楽しい事ばかりとは言えないけど、まあ~、楽しい夏休みを過ごせたと思う。


【05:57】


いつものようにラブリンと散歩を済ませてから、汗をシャワーで流して、妹と母さんのためにハムエッグの量産とトーストの量産を行った。


それから今日は初日だから、お昼に帰ってくる予定である。


 後、保育園のバイトの打ち合わせは来週で良さげだし、僕のほうはそんな感じです。


「にぁ~ん♪、ゴロゴロ」


 いつの間にか脱衣場にさんちゃんが突撃していた。どうやって入ってくるのかいまだに謎である。


「お早うさんちゃん」

「にぁ~んにぁ~んにぁ~ん♪、ゴロゴロ」


 あさから子猫は元気である。さんちゃんを抱き上げでリビングに戻るとちょうどラブリンがひんやりシートの上に横になっていた。

 

「8月も終わりだと言うのに、残暑厳しいな」


 休みボケではないがこれからしばらく、気分的に凹む日々が続きそうだ。

 もっとも冬休みには大きなイベントがあるしそこそこ頑張って成績落とさないよう気を付けていかなきゃね。


「よしこんなものかな」


 量産した朝ごはんから自分と父さんの分を避けとく、そうしないと食べられてしまい最悪コーヒーだけになるのはちょっと切ない。

 テレビを付けるとちょうど朝の情報番組がやっていた。


『今、大人気のVRゲーム、特にEスポーツと認定されてからはプロスポーツとして認知されております』


 10年前からユーチューバーと言う職業が流行り、今で食べていけない世界となっていた。一時期は流行りなりたい職業上位であったが、TikTokにおされてユーチューバーは食えない職業となっていた。

 TikTokで人気な人をインフルエンサーと呼ばれていて下手な社長より稼いでるらしいけどね。

 まあ~僕には関係ないかな。


『それでは全世界1000万人を超え、日本でも100万人ものユーザーがいるモンスター・イン・エンドアースを紹介致します』

『皆さんNPCユーチューバーと言うのを知ってますか?』

『ゲーム世界の住人によるユーチューバー動画が人気となっていました。それと今回真夏に行われたエンドアースのイベントでは、世界で初めての技術が導入されて、大きな話題となっておりました』


「ヘエ~、そうなんだ」


 そう言えば明後日、エンドアースの運営からVRのメンテに来るとお知らせがあったけ、まあ~、予定はないから良いけど、一応海外旅行に行くことは伝えておかないとね。






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