ようやく相棒が決まりました
『相棒屋』
★シオン視点
「キナコ~♪」
「ピーヨ~♪」
早速、新しく相棒になったキナコちゃんのもふもふのお腹に顔を埋めて、ベッキーちゃんが、だらしない顔をしていた。
なんとも楽しげである。
それで良いのか?、と心配してしまうが、
まあ~、あそこは放置しといて今度は自分の番である。
シオン「お願いいたします。あっ、私は大虎柄猫さんで」
見た目こそ大きな猫さん!、でもでも最初からレベルMAXはスッゴク美味しいはずです!。
けっ、決して僕が猫好きだからじゃないからね。
誰に誤魔化してるのか、とか思いつつ。
「うにゃ~おおお~ん!」
「うあわぁ~、大きい!、もふもふだぁ~」
相棒屋さんから相棒の腕輪をもらったその他に相棒クリスタルが二つプレゼントされた。
二体以上の相棒が欲しいなら課金して相棒クリスタルを買うか、フィールドで希に相棒が落とすこともあるから、相棒バトルして増やしてくしかない。
「あっ、シオンさんお兄からカジノの場所教えて貰ったから、レア技と相棒のレア腕輪、相棒クリスタル換金しに行こうよ!」
シオンはいつの間にか、大虎柄猫のもふもふに顔を埋めていたりして我を忘れていた。
そんな姿を優しい眼差しで見られて、シオンの顔が羞恥で真っ赤になったのは言うまでもない。
━━━━━━━━━━━━
★ベッキー視点
イベントが始まって直ぐに、お兄からプレゼントが届いた。
250万ゴールド
1000BP
カジノの金10000コイン?、
これは何に使うのか今一分からないから、お兄に聞いたら、
『ミィーには内緒だぞ』
カジノの金コイン五枚で相棒の腕輪レア、クリスタル5ストック出来るのと交換出来るらしい。
相棒クリスタルカジノ金コイン一枚、
レア技カジノ金コイン10以上とのこと、意味が分からなかったけど、
まさかMVP争奪戦でお兄からのプレゼントが役に立つとは思わなかったけどね~。
さあ~シオンさんと相棒グッズゲットしにいくわよ~!
二人が相棒の街からフィールドにでて、相棒のレジャー村に向かう様子があった。
「あら?、二人はカジノに向かうのかしら」
「多分、そうです。ベッキーにはカジノ金コイン10000枚プレゼントしてあったので、景品ゲットしに行ったんだと思います」
「へえ~、いつの間に」
「いえ、まさかこうなるとは思ってなかったので、」普通にプレゼントだったんですけどね~」
苦笑するクリス君に、ああ~また変な引きをしたのねと、納得していた。
セリシア「それにしてもコツコツと結構カジノ金これは貯めてたのね?」
「ようやく10万金コインほどですが」
「へえ~、クリス君は結構手堅いかと思えば、賭ける時は結構思い切り良いのね」
「まあ~、そういったことはお婆ちゃんが厳しいので、損切りの仕方は学んでます」
「おおお~!、クリス君帝王学の基礎やってたのね~、将来的に経営者かしら?」
「いえ、公務員になる予定です」
「はあ~、やっぱり手堅いわね~」
サミエルとセリシアは感心していた。
なんと言うか、高校生とは思えないほど考え方がしっかりしてる上に、損をしない株を買う冒険をしてたりとか、基本的スペックが妙に高いきがしたのだ。
クリス君曰く、祖母の教育の賜物らしい。
二人は少しだけ、クリス君の祖父母に興味を抱いてた。