欲望のファイナルファイト2
レディ・メーカー『ごほん!、それではルールを説明いたします』
①これから50名づつ無造作に選ばれたプレイヤーは、闘技場でバトルロイヤルのPV戦をしてもらいます。
②ダメージ、使った魔力は半分だけ勝ち残れば回復します。なので戦略を考える必要があります。
③武器、魔法の制限無し、
④なんでもあり
⑤インベントリーの使用は不可能とさせて頂きます。
レディ・メーカー『以上のルールだけの、まさにバトルロイヤルでございます!、皆様わたくしは血湧き、肉踊る激闘を楽しみにしてますわ~!、ウフフフ♪』
ガッツリ開いてる胸元をわざと強調するレディ・メーカー
『『『『『うおおおおおおおお!?』』』』』
これには野郎どももぎらつかせた眼差しをレディ・メーカーの肢体に遠慮なくガン見していた。
「あらあら皆様のす、け、べ、ウフフフ♪」
それを艶然と受け止める彼女は、恍惚とした顔をしていた。
ある意味適材適所な性格をしてるNPCのようだ。
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「うあわ~、凄い格好ね~」
「ねぇ~、あんな格好はちょっと無理かな~」
「・・・・・・・・・・」
ベッキー、ヒナタの女の子組は何だか凄い格好ね~って、お気楽であるが、ヒタチの顔は真っ赤かであった。
それでもヒタチも男の子である。チラチラレディ・メーカーの肢体を見ていたりする。
それをヒナタが呆れた顔を、ベッキーが苦笑してたのは言うまでもなかった。
男の子のチラ見は、ガン見と変わらないと鈍感なヒタチは気付いていないようだ。
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サミエル「うわあ~、相変わらずの痴女スタイルね彼女は」
セリシア「そうね~、私達としては羨ましい限りだけどね~」
二人はそっと溜め息を吐いていた。持たざる幼女にしか見えないが、彼女達はリアルで還暦を迎える歳である。
まあ~、リアルも見た目が変わらないので、サミエル等は、受講生にある意味可愛がられる日常を過ごしていたりする。
何かとリアルでは苦労があるのだ。女の子としては複雑な気持ちであった。
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『エンドアース海外サーバー・内の酒場』
『おお~、あの姉ちゃんめちゃくちゃエロいじゃねえか!』
『うひょお~、あの尻最高だぜ!』
ある意味予定通りの反応である。
運営もその辺りをプレイヤーに求めず優秀なAI搭載のNPCに担ってもらっているようだ。
日本はそのところ色々うるさいので、レディ・メーカー等の特別なNPCを見るのには16禁以上となっていた。
まあ~、参加するプレイヤーは別だが、
課金しないでみるとレディ・メーカーも普通の衣服に見えるようになってたりと、細かいところに力を入れてる運営だったりする。