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閑話・リアルチート幼女達の不思議がない〇〇ネコ式商人術3



 クリス君とメインストリーのキャラクターである。犬族の青年アンビシャス君がほどなく戻ってきたわ~。


 案の定と云うか、またまた変なことに巻き込まれたみたい。

 もお~、仕方ないんだから~。


半分呆れながらも、なんだか笑いを噛み殺す事に苦労したわよ~。あっ、本人には内緒ね。


 なんだかんだ世話が焼ける弟のようでいて、リーダーとしたら、リアルでこんな上司がいたらって、つくづくそう思ってしまうわ~。


 ちょっと乙女なサミエルと違って、私はリアリストだからクリス君はタイプじゃないから平気だけど。


 クリス君の将来が心配ではあるわね~。

 どう見ても人たらしである。

 彼はある意味危険よね~。


 まあ~、特等席で見てる分には面白くてちょうど良い刺激になるから見てて飽きなくねいいけどね~。


「マスター、マスター!、お金いっぱいで蔵の底が抜けました!」


 バタン!、いきなり扉を開けて入って来たのは、モルト執事である。


 サミエルと気に入ったモルトを雇用してたのよね~。

 ちょっと忘れそうになってたけど、オークションにまだ私達のお店が残ってたから買い取って、私達専用のアイテム扱いとなってたのよ。


 このモルト執事もね~。


『越後&三河屋のお店の経営力が上がりました。お店のレベルを上げる事が可能となります』


サミエル『よし!、やっとレベル上がったわね~』


 サミエルのチャットが入ってきた。


『まあね~、やっぱり戦場だから金回りがいいし、あのクロエのお陰で仕事はたくさんあるからレベルはまだまだ上がりそうよね~』


 そう、最終的にクリス君が持ってる馬車とは違って、一度設置すると動かすことは出来なくなるけど、この店も私達、クリスタル商会の拠点扱いになるのよね~。

 しかも成長するお店ってね~、何処かのダンジョン前にあるぽっちゃり体型の商人がやるようなやつよね~。


お店が大きくなれば、モルトもどんどん増やせるから、お店のレベルを最高まで上げるのが私達の目的なのよね~。

 そうすれば、今回のようなことでクランハウスが使えなくなってもこの店は、私達専用のクランハウスでもあるから、

 いざというときに役にたつ筈よ。


 まあ~、まさかクリス君が、レジェンド拠点馬車を手に入れてくれてたから、王都の近くに設置することにしたんだけどね。


 本当にあの子の引きは惜しいわね~。

 変な物引き寄せる天才ってやつかしら、でも退屈しないから私としてはこのままずっとクリス君達と遊ぶのも楽しみで良いんだけどね~。


『越後&三河屋のお店が大きくなった』


 今頃、小さな小屋だった外観は変わってる頃かしら?、そこはお約束なのよね~。


 さてさてクリス君が帰ってくるまで頑張ってお店を大きくしなくちゃね~。


 こうして、クリスが離れてる僅かな間に小さな小屋が、

 デパートにまでレベルがあがっていたのでした。







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