あると思います!。
《相川梢》
アイコ「あらら上はなにを考えて魔方陣なんてつかわせたのかしらね~。」
ミドリ「さあ~、でも、王国軍側が一方的でしたし上もバランス考えて出したんじゃないですか?」
「━━━━やっぱそう想う?、クリス君からメール来てるけど、レイドどうする?」
タケル「流石に僕らバイトが参加しちゃだめでしょ~」
「だよね~、ああ~、クリス君ってどうして予想外な方向に行くかな~」
ヒイロ「まあ~、僕もそう思いますけど、あれ自前の特性ポイですからね~」
トウタン「まあ~あれだな、これ終わったらクエストに誘えばいいだろ?」
アイコ「そうなんだけどね~」
何だか煮え切らない態度だし。チラチラ、ミドリを伺っていた。
ミドリ「はあ~、上次第ですけど、私達が、クリス君のクランに潜り込むってのはありですよね~」
「そう!、それよ。早速上に報告しましょう♪」
クリスの知らない所で、怖いもの見たさでまた仲間が増えそうな予感がありそうであった。
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《運営サイド》
「ぶふっ、あはははははははははははははははは!?」
「上手いこと考えますね~彼等も」
「そうやな~、以外と面白いことになってきているよ、試聴数が世界中で、10億人を越えたな~」
それは世界配信のゲームイベントとしては、異例の大ヒットと言って差し支えのない状況である。
『頂上決戦』からの内戦イベントに突入。
この展開は、希にあるが珍しい物ではなかった。しかしエンドアースを運営するわが社にとって幸運だったのは、ユニークなプレイヤーがたまたま集っていたことだ。
テレビで言うタレントが揃っていた。
いい意味で追い風となったのは間違いない。
「それにしてもクリス君って、なんだか苦労人ぽく見えて来ましたね」
「・・・・それには同意するよ。でもこれはどうするかな~、バイトがクリスタル商会に入り込みたいと上げてきてるが」
「みたいですね~、まあ~、ゲーマーとしては楽しげにみえますから~、気持ちも分からないでは無いですけど」
「だな~、上次第だろ、あんまり1人のプレイヤーに意固地に関わるのはどうかとおもうがね」
彼らも開発部に就職したのは、ゲームが好きだからだ。
少し振り回される楽しさも理解していた。
「まあ~、運営会社としては有難いプレイヤーですよね~、冬のボーナス期待出来ますね」
「・・・まあ~ね~、でもな~、貯まる一方だけどな~」
「・・・・ですね」
苦笑いする。日本のサラリーマン時代では考えられない高級取りになったが、如何せん忙しすぎた。
嬉しい悲鳴と言えば羨ましく聞こえるだろうが・・・、
二人ともこのイベント前から、半月近く自宅に帰っていないのだ。それが不幸なのか幸福なのか、意見が別れる所ではないだろうか?。
コロナは、いつ終息するのやら、
母が去年から入院して、リハビリ病院に転院しました。
もう回復はないかな~、病院を回ることになるかも、覚悟はありましたが、やはり寂しく想う気持ちもありますね~。