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パーティでダンジョンアタック



 サミエル&セリシア幼女二人は、ダンジョン探索用に新しい装備を卸したようだ。


 サミエル姐さんは、フルプレートなのだが、幼女なので子供用だ。


ただ武器はバトルハンマー。見た目はピコピコハンマーなのはどうかと思った。背中に亀の甲羅ならぬ小盾を背負っていた。



セリシア姐さんはサミエル姐さんと違いエルフなので軽装備だ。


皮鎧の下に銀のチェーンメイル、武器はレイビア、折り畳み式の弓を腰にぶら下げている。それぞれレア以上の課金アイテムのアクセサリーを装備していた。


「クリス君は先頭で壁役ね。回復薬はタップリあるから。遠慮せず罠に嵌まる男解除して行ってね♪」


「そうそう、エンチャントはしとくからさ」


「あっ……はい」


マジですか?、サミエル姐さんがあたし達女の子。口パクで呟く。あっ、そうすっね。頑張ります。


 断れる雰囲気じゃないので、諦めてサクサク移動開始した。





◇◇◇◇◇◇◇◇





 モルト広場から程近いと。モンスターの遭遇率は低いらしく。罠も無かった。


「あっクリス君、オークション会場フリーパスポート持ってると特典で、マッピングが自動で出来るからマップは出しときなさいよ」


「マジですか」


「そらそうよ。今回のイベントは課金プレイヤー優遇イベントだもの」


「ですよね~」


がっくり項垂れながらも、オーナーの言うことには逆らえず。粛々と男解除のため先頭を歩く。











 







 金色ゴブリンが現れた。見た目は醜悪だけど。なんか金色だと小金持ちそうに見えるから不思議だ。


「クリス君右の二匹押さえて」


「了解です」


 豪快にピコピコハンマーを振りかぶり、ピコリとチープな音を響かせて、金色ゴブリンを一撃死させる豪腕を放つ。


「クリス君そのまま押さえて」


「了解です」


 大剣で。二匹の金色ゴブリンの攻撃を受け流しながらノックバックさせる。


「ピヨらせるなんて。上手いわね」


「これ位の相手ならば何とか」


「終わったわ、じゃ頑張って宝箱探しましょうね」


「了解です」


 そんな苦労することもなく。着々と魔力ゴールドが貯まっていった。









◇◇◇◇◇◇◇◇




「あっセリシア姐さん宝箱ありました」 


 数回の戦闘もレベルを上げたお陰か、パーティメンバーが良かったからか、楽に倒す事が出来た。


「クリス君いくよ防御力UP、毒耐性UP」


補助精霊魔法の使えるセリシア姐さんのお陰で。酷いダメージも無いので、躊躇うことなく宝箱を開けたら。



━━プシュー



 

 どうやら猛毒の煙のようだ。


「クリス君行くよ~」


パシャり毒消し上ポーションがかけられた。かなり早いペースでHP減っていたから、なかなか厳しそうな罠だったみたい。



 アイテムチケット×5


古ぼけたコイン


古代化石の入った石



「チケットは私が貰うわね。イベント終わってからこれは精算ね。残りは探索が終わってからね」


「了解です」


チケットだけサミエル姐さんにプレゼントしといた。





 それから宝箱×6見付けて


チケット×24


古ぼけたコイン×3


色の変わった銀の燭台×3


古ぼけた金色の銅像×2


古代の龍を模した銅像の欠片1/6


古ぼけた地図の欠片1/16


古代化石の入った石×3



 姐さん達と話し合い。


古代化石の入った石×3


意味ありげな古ぼけた地図の欠片1/16


古代の龍を模した銅像の欠片1/6

を受け取った。


「クリス君採掘のスキルあるって言ってたから。上手く掘れれば良さげなアイテムとか素材が手に入るらしいよ。素材なら相談でアイテムならクリス君のね」


そっちの二つはイベント中に揃えば特殊な相棒や財宝が手に入るようよ。


「良く分かりましたね」


「あれ、クリス君も鑑定出来たんじゃないのかな?」


 指摘を受けて、あってなった。恥ずかしい。


「もしかして鑑定あんまり使ってないの?」


「ええとまあ~、正直な所。鑑定使うの忘れてました」


「しょうがないわね~」




古ぼけたコイン


色の変わった銀の燭台


古ぼけた金色の銅像


の三つは、サミエル姐さんが、彫金スキルで磨く事が出来るそうで。磨いてから売るか、オークションに出すそうだ。そうして初めて価値が分かるらしい。


「樹木関連とか、薬関連なら私に任せといてね」


「了解です。そろそろ時間なので、また明日」


「「クリス君お休み~」」





 モルト広場に向かい、宿屋に入るとログアウトした。







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