秘密の通路から出た先は・・・、
よくアドベンチャー物だと秘密の通路を通った先は、お墓かが50%、地下牢20%、酒樽置き場15%、食料庫が10%、大穴でトイレ5%が舞台にされている。
クリス「・・・・・・・・・・・」
ザコタ「・・・・・・・・・・・」
ドブネズミ「・・・・・・・・・・・」
『『『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』』』
僕達男には、まじで困った場所である。
まあ~ようするに、女性の衣装部屋&ランジェリーコーナーに繋がっていたのだ。
「お兄!、見ちゃダメだからね~」
「はいはい、しっかり誘導してくれよ」
「エヘヘ♪、任せといて、お兄と手を繋ぐのも久しぶりだね~」
「そうだな~、前に捨て猫拾って母さんに見つかって、怒られて~のプチ家出したとき以来か~」
「ちょ、お兄!」
プリプリ怒ってるが、決して手を離さないことで、本気で怒ってるわけではない事が分かる。
まあ~、僕も男の子ですから、女の子の下着や服に凄く興味があると言うか~。ちょっとだけ薄目を開けてたり~。
「お兄!、まだ目を開けちゃ駄目だからね!」
クリス「わかってるけどさ、なんだか段々遅くなってないか?」
そらそうだよね~。女の子だって綺麗な下着、洋服が部屋いっぱいにあれば興味津々であろうね。
ベッキーはこう言ってるけど。実の所で、僕はセレス姉さんに、ブランドの下着専門店やアナーキーなヤバい下着のお店にも連れてかれてるので、わりと手慣れてるのは内緒だ。
せっかくベッキーが甘えてくれる機会は少ないからね~。
後、何年かすれば、それぞれの世界が僕達を押し包むようになるんだし、まだもう少しだけ・・・、仲良しな兄妹でいたいな~。
ちょっぴりセンチな気持ちなったクリスであった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
思いの外、部屋から外に出るのに時間が掛かったのは、一重に。
女性陣のせいである。
でも、それは言ってはいけない後が怖いからね~。
僕の数少ない経験則から、こんな時に鬼の首取ったような気分を味わっていても、後がね~。
今は我慢しとくと、後々優しくしてくれたりベッキーなら甘えてくれるので、よしとしとこう!。
そんな訳で・・・・。
クリス「ここ何処?」
マップにエラーの表示されていた。
もしかして運営さんも予想外な所から、僕達出てきちゃたり?
正解である。
まさか隠しキャラのまま終わる筈のスカーレット、ソーニャン達は、こっそり消える予定だったのだけど。
クリスの『ダルク』幹部に収まってしまった。この先どうなるか、運営にも予想が出来なくて、開発部の主任が頭を抱えていたし。
視聴者は、爆笑してた。
『わかるわ~。俺にも女の子の下着興味あるし』
『クリスキュン、可愛いね~。日本人は本当にピュアな男の子がいて、ごくり』
一部、危険なファンに見られていたりするクリスだった。
『ああ~。神よ感謝致します。まさか異国のゲーム世界に永遠の幼女様がおられるとは』
『我々は、応援する!』
『『『異議なし!?』』』
恒例の紳士様。一同の鼻息は荒い彼らは何処にでも、生えてきたりする。
『おお~、けも耳至高の存在、なぜ神はこの世界にけも耳を作られなかったのか!』
『けも耳可愛い~♪、ボクもゲームやろうかな~』
チームケモナーにもそれなりに人気しつつあるようだ。