幼女使いクリスは、斜め後ろから動き出す。
ワールドアナウンスの後、世紀末のザコタさんから、
ザコタ「聖騎士団のセルゲーリーから、゛ありがとう感謝する゛と伝えてくれだとさ」
クリス「・・・セルゲーリーさんと言うと、確か・・・」
サミエル「そうね~、まあまあ有名人だもの、色々と噂のある。聖騎士団の副団長さね~、まあ~、気難しい団長が難物過ぎて、苦労人してる人よ。セルゲーリーだけは、まともね~」
相変わらずサミエル姐さんの謎の情報収集能力は、相変わらずであった。しかし聖騎士団に対しては辛口のようだ。
ザコタ「だな~、彼処はメンドクサイ団員しかいない
から、うちとは水と油だ。幼女の守護者も関わる時は驚くと思うぜ」
『『『思うぜ~、ヒャハァ~!?』』』
セリシア「・・・あははは、はああ~、納得だわ~、あそこの団員には、冗談は一切通じない。超ちょう。ガチな連中だしね~」
珍しくセリシア姐さんが苦笑いしていた。
まあ~、話を聞けば理解出来た。
セリシア姐さんは錬金術師でもあるが、木工職人でもあって、
ザコタさんとこの装備に特殊な棍棒が使われてるが、製作者はセリシア姐さんだそうで、
カフェで、装備の相談をしてるところを聖騎士団に襲撃されたそうで、世紀末と戦闘になったのだそうだ。
誤解は解けたが・・・、
セリシア姐さんの見た目が悪いだの、ザコタさんがまともな格好してれば良かっだのと言い掛かりしかしなかった。
とうとう一言も謝らず。立ち去ったとか・・・、
クリス「うわあ~、関わりたくない~、凄く思います~」
ザコタ「だろうな、だが!、諦めろ、お前さんも俺と同じく今回ので、有名人だからな~、何処かで絶対に絡まれるから覚悟だけしとけよ」
『『『頑張れよ~、ヒャハァ~!』』』
嫌すぎる断言に、ガックリとクリスは肩を落とした。
それにしても世紀末のメンバーが、好い人過ぎる。
見た目あれだが、ザコタさんとか男気溢れた人だし。
メンバー皆が気遣いが凄いし。
何で見た目はこうかな~。
つくづく残念な気持ちになったクリスだった。
マーゼス『こっちが終わった~、そっちに防衛拠点作るから、もう少し(^∧^)頼むぜ』
アースレイダー『N冒険者が仲間になってるから、戦闘するときは確認しろよ間違えるとペナあるぞ!』
アリス・リリステ『私達は、魔法使い教会の開放に向かうわ、そっちも頑張ってね!』
センリ『・・・僕の方が、少し早かった』
何だか皆からメールが次々に来てる。
そう言えば・・・、
キイロとかどうしてるんだろ?。




