表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/1032

幼女だらけのパーティ



 宿屋を借りる魔力ゴールドが貯まったので、モルト広場に戻り、宿屋を借りた。


「オークション会場街が開くまで、夕飯済ませとくか」



そう決めると。ログアウトして、ベッキーと夕飯の塩焼きそばで済ませた。





◇◇◇◇◇◇◇◇




 再びログインする。


うにゃ~ん、


「ぷぎゅ!」


 宿屋なのにミズリー、相棒のテツコがいた。



一応イベント中だからか、仮の拠点である宿屋にログインしたから、二匹は現れた?。


「ぷぎゅ、ぷぎゅ!」


 甘えるミズリーに対抗してか、何故かテツコがプリプリしていた。魚は分からんな、


「……ぷぎゅ……」


 まるで、が~んとでも言うような魚である。


 テツコは置いといて、早速オークション会場街に向かうことにした。






◇◇◇◇◇◇◇◇




幼女なサミエル

『ヤッホー、クリス君どこ~』


幼女なセリシア

『クリスお兄ちゃん何処かな?』


 見た目は幼女な二人が、ログインしたようだ。


『オークション会場街入り口の城門前です』 


『『了解』』










「クリスく~ん、お待たせ。まった♪」


 ちんまい幼女が二人一生懸命走る姿は、何故かホッこりしますよね。中身はアレだけど。


「早速だけど」


 セリシアからパーティ申し込みがありました。


サミエルからパーティ申し込みがありました。


「クリスお兄ちゃん宜しくね。ウフフ♪」


「はあ~、まあ~宜しくお願いします姐さん方」


 微妙な顔をしたクリスに向かって、嬉しそうにブイサインをかます幼女二人。見た目だけであった。







「そろそろ空いてきたわね。早速オークション会場街。見て回りましょう」 


「あっ、そうだこれクリスお兄ちゃんにもあげるね」


 セリシアからプレゼントがありました。


 プレゼントBOXを開くと。


『オークション会場街フリーパスポート』


 だった……………………………………………………………………………………………………………。



「ええー!?」 


 驚愕の叫びを上げたクリスを。ニヨニヨした笑みを浮かべた二人。


それなりの資産があり、リアルでもかなり稼いでる二人にとって、三枚諭吉一枚近く等何ともない。


 挙動不審だったクリスが恐縮したが、二人が気にもしてないと分かると。安心してオークション会場街を見て回ることにした。


「えーと」


 フリーパスポートには、オークション会場街の地図が添付されているだけでなく。


 施設の割引。食事が全て無料。素材×10プラチナチケットが付いていた。


「クリス君、クリス君♪、素材チケット回そうよ。良さげなのあったらちょうだい」


「はあ~、まあ~良いですけど」


「んじゃ、早速」


サミエル姐さんに引っ張られながら。ガチャ会場に向かった。


「あらあら兄妹かな」


「へえ~妹さん二人も連れてVRかよ。お兄ちゃんも大変だな」


 なんて話が聞こえてきた。きっとリアルとは違う大人が、わざわざ幼女してるなんて、分かるはずないよな~。諦めの気持ちをどうにか飲み込んだクリスだった。















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ