魚の相棒テツコ
ようやく誤字改修機能の使い方が分かりました。ん~ガラホなので、何時まで書けるか分かりませんが、それまではほそぼそ書いてきます。
検証クラン、情報クラン、冒険者クラン等覗いてみて、相棒の情報を集めた。
やっぱり課金した人が優遇されてるようだね。
掲示板見る限り相棒の能力は様々だが、スーパーレア以上じゃないと能力値がだいたい低いらしい。
「合成機能ね……」
成長または進化か、これってスーパーレア以上でないと育てても仕方ないってことかな?、
課金煽るためって気もするけど。それだけだとゲームの機能としては、面白くないな、だとすれば進化させる方法があると考えるべきだよな。
空魚の名前はテツコにした。能力が防御特化だったしさ、テツオにしようとするといやがったからね。
見た目と何となくで、多分牝かな?、魚の雌雄は分からんから。
「きゅぷ!、きゅぷきゅぷ!?」
「ん、ああ~思考を読めるんだったな、お前は雌なのか?」
「きゅぷ♪」
どうやら雌らしいな。
色々と気になるけど。まずは自分のレベル上げに専念だな。
◇◇◇◇◇◇◇◇
今日の所は、クエストじゃなくベルゲンの坑山で、ゴーレムやってみるか、
あれハンマーか、元炭坑夫からクエストで手にはいる鶴嘴を使えばわりと簡単に倒せる事が分かった。
上手く行けば、ゴーレムを沢山倒せば黒鉱石が手に入るかもしれない。あれがあれば魔法にも強い。黒鉄の大剣に交換出来るかもしれないな。そうなれば中盤まで楽になるらしい。
まあ~ドロップ率は低いから、今の所経験値の餌かな。
◇◇◇◇◇◇◇◇
転移門でベルゲンの町に着いた。
確か町外れの小屋にいる男と話すと。シティークエストが開始されるはずだ。
「誰だ」
「ゴメン下さい、冒険者をやってるクリスと申します。元炭坑夫のゲイブさんでしょうか」
「……ああ、また冒険者か、入ってこい」
何となくゲイブの言い方から、わりと冒険者が訪ねて来てる言い方だった。
◇◇◇◇◇◇◇◇
中に入ると壮年の片足が義足の男が、使い込まれた椅子に座っていた。
やや気難しい印象があって、元炭坑夫だったからか、二の腕がリアルの僕の太ももくらいかな、多分父さんとためをはる体躯をしていた。
「ほお~、赤熊族とは珍しいな」
僕と眼があうと予想外だと言わんばかりに、驚いた顔をしていた。
━━あれ………、
会話の取っ掛かりが、検証クランとは違うようだ。獣人に反応したんじゃなく。種族に驚いたと言っていたな。
「珍しいですかね?」
「ああ~済まないけど。かなり珍しいな、確か種族としても数が少ないんじゃないか」
実にあっさりゲイブはそう言った。
(ん?、もしかして現在のプレイヤー、種族の人数によって対話が変わったりとか?、まだ分からんがあるのか?)
「確かに、町でも見かけないな」
「それはそうじゃろ、赤熊族は、北大陸の大ダンジョン天涯の森林地帯に住んどる希少種族だからな」
………………………………………………………………………………………えっ?、それマジですか、
知らなかったんですけど~?!