伝説の鍛冶師実は‥‥‥‥‥
《闘技場・観覧席》
レディ・メーカー『さあ~白熱する試合が続きますね~。私の胸も・・・ドキドキで~す♪』
こぼれんばかりの衣装着てるのにわざと胸を強調して見せつけていた。
『『『ウオオオオオオ!?』』』
野郎どもの歓声に、エアーキスする余裕あるレディー・メーカー、お父さんの熱狂に横の奥さんが肘打ちする。何てのもよく見掛ける光景だ。
『ここからDグループに移りま~す』
ウータン「おほ~暑い!」
ミィー「くっ、一度落ちます。夕方から試合なのです!、むふ~」
ヨッシー「おお~、じゃ~うちも落ちますにゃ~」
ウータン「ええ、仕方ないか、あっサミエルお姉さ~ん♪」
サミエル「はいはい、分かってるわちゃんと映してるから」
ウータン「やったー!」
ヒナタ「あっ、動画撮ってるんですか?」
サミエル「まあね~、有名YouTuberにもお願いしてあるから、見たいのはクランハウスで見れるわよ~♪」
ヒナタ「おお~!」
ヒタチ「ただいま~」
セリシア「お帰り、試合残念だったわね~」
女の子達に出迎えられるのも悪くないとヒタチは思った。
ヒナタ「ヒタチ~?、変なこと考えてないわよね」
ヒタチ「そっ。そんなことないさ」
ちょっと慌てて怪しいヒタチ、
サミエル「あらあらなんだか賑やかで楽しいわね」
セリシア「そうね~」
しみじみと幼女な老女の二人は楽しげに笑う。
サミエル「あらクリス君からね」
クリス『伝説の鍛冶師の弟子グルガンと出会いました。詳しくは夕方にでも』
サミエル「‥‥‥‥‥相変わらず、クリスのは謎のひきね」
半ば呆れた口調だが、何処か楽し気に笑っていた。
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エンドアースからログアウトしました。
ベッキー『お兄~、お昼だよ~、お腹空いた~』
ログアウトして直ぐに妹が、何処かで見てたのかってタイミングである。
栗栖「すぐ行く」
さてお昼の支度するかね。
下に降りて、台所に向かい炊飯器の中身を確認した。
ベッキー「お兄~、ご飯は炊いたよ~えへへ」
(*´σー`)エヘヘとばかりに照れ笑い。
うん、感謝してあげよう。
栗栖「酢飯作ればお稲荷さん出来るな」
序でに、蕎麦使った蕎麦稲荷も作ってしまおうか、
鍋に水入れて沸かす、
木桶にご飯5合全部入れて、手早く作ったすし酢をかけてから、切るように混ぜる。
半分はチラシ寿司にするし、煮たお稲荷も半分だけにしておくからかさ増しになるかな~?、
煮たお揚げさんの半分は、出汁に絡めた蕎麦を入れて蕎麦稲荷の出来上がりである。
お稲荷さんには、白ごまをまぶす。
それからお稲荷に詰めてく、
ベッキー「えへへ~、お稲荷さんだぁ~♪」
鍋のお湯が沸騰してきたので、蕎麦を茹でる。
茹であがった蕎麦を水で絞めてしっかり洗う、
しっかり水切りする。
三倍濃縮の蕎麦汁に、手早くくぐらせる、
蕎麦をザルにあけて
、刻み海苔、ネギを混ぜる。
これをお稲荷さんに詰める。
残った酢飯に、刻んだ漬物、ゴマ、刻み海苔、錦糸玉子、冷蔵庫にあった焼き、鮭のほぐし身の瓶詰め、鯖の水煮缶詰めをほぐして木桶に飾る。
栗栖「お吸い物何にする?」
ベッキー「ん~とね~、お麩かな~」
栗栖「ほら」
ベッキー「ありがとうお兄~、頂きま~す」
お吸い物のお碗受けとると、ニコニコしながら、お稲荷さんにかぶり付いた。
ベッキー「ん~ひぃ~♪」
本当に幸せそうに食べる妹だ。
麦茶の入ったマグを渡した。