湖の町フラン
《城塞都市ガレン》
ずいぶんと久しぶりに、城塞都市ガレンに来た。
ガレンからでてフィールドで例のゴーレム馬と拠点馬車を出してロバくらいの小柄な馬ゴーレムに触れた。
『主登録を確認しました名前を、つけてください』
ログが流れた。
クリス「ん?、名前ね~、予定じゃ~、無かったしどうするかな~?」
あまりピンと来ないまま小柄のゴーレム馬を、撫でていた。
クリス「なんとなくマキシマム」
『マキシマム登録しました』
クリス「へっ、音声入力可能だったのか‥‥‥‥‥」
得てしてゴーレム馬の名前が決まった。
※ゴーレム馬について、ゴーレム馬は【カスタム機能】があります。
オーダーメイドから、魔法王朝の品まで幅広く変えることが可能です。
クリス「ほうほう、流石レジェンドアイテム」
見た目貧相な外観とは大違いな性能である。
となると見た目ボロい幌馬車も‥‥‥‥。
『持ち主登録しました』
今度は、軽いようだ。
※【カスタム機能搭載】【転移の扉】【クランハウス機能】
クリス「意外と多機能だった!」
流石はレジェンドアイテムである。クリスにとっては予想外であった。
クリス「これ、姐さん達に渡して、クラン専用に出来ないかな~?、あっ、無理ポイ」
『マキシマムカスタム機能』
▽『ボディ』
▽『顔・首』
▽『足・尻尾』
『幌馬車カスタム機能』
▽『外観・内装』
▽『施設・部屋』
▽『家具・メイドゴーレム』
クリス「何だろうか‥‥‥、無駄にゴールド使いそうな予感が‥‥」
とりあえずマキシマムと馬車の外観をちょっと変えよう、
『マキシマム』
▲馬体『中』
▲耐久『5000』
『幌馬車』
▲外観『旅商人の幌馬車』
▲『クランハウス部屋数【3】』
【転移の扉】【食堂】【クランマスターの執務室】
クリス「最低限の機能と馬車の外観。マキシマムの見た目変えたらゴールドが‥‥‥‥」
8029700→529700ゴールド
クリス「はあ~、最近ゴールド離れが、酷い」
ようやくちょっと乗ってくには問題ない馬車となったようだ。
ちょっと豪華な馬車はワイゲン支部のクロエようにする事にした。
だが後日。それが元で頭を抱えることになるクリスだったが、今はそれを知らず。
好意としてクロエようにとちょっと豪華な馬車等を譲渡していた。
レジェンドの馬車とゴーレム馬に浮かれて、このゲームの世界の世界観からみるとクロエを嫁にすると同義なことしたようであった。
エンドアースの世界観は中世、所謂異世界物の定番である、
商人の婚姻は、婚姻したい相手に馬車と馬を送る風習が一部あったりする。
はてさて、クリスの思いつきで貴族でもそうそう持つことが出来ない馬車を譲渡と言う形ではあるが、専用としてら‥‥‥‥‥。
クリス「さて!、行こうかな」
「うにゃ~お~ん♪」
久しぶりの一人と一匹の旅は波乱を含んでいた。