台風が去った後に
エンドアースからログアウトしました。
栗栖「ふう~暑い」
カタカタ。まだ台風は去って居ないようだが、雨は幾分弱くなっていた。
栗栖「通り過ぎたかな?」
風が強いのは仕方ない、この分だと今日も帰らないかも。
シャワー浴びてさっぱりしてからお昼にする事にした。
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午後になると風こそまだ強いが、一気に空は晴れ上がり気温が上昇していた。
栗栖「あっ、父さんからだ」
4日にはターニャとドミニクが来る。ちょっと楽しみである。
栗栖「へえ~、久しぶりに外で食事か『了解』っと」
返信した。
夕方に外で食べに行くなんて僕が今の学校に合格した以来であった。
栗栖「どちらにしても、家で行くのは食べ放題のお店なんだけどね~」
諸事情につきあれだけどね~。
夕方、伯父さんと五美も一緒に何人か門下生も来ていた。
この度師範の資格を与えられたおじいちゃんの弟子で、この夏に道場から一人立ちするとのことで、
ついでにと言ってはあれだけどね~。
一緒に食べたよ~。
そりゃ~めっさね。
師範代「ご当主、お世話になりもうした!」
門下生『『『ご馳走様でした!』』』
お店の人涙目、見物人山盛りの、厚っ苦しい男達が整然と伯父さんに一礼していた。
しかも黒のハイエースの前である。
伯父さんの後ろに200越えた父、うんある意味目立つ、悪い意味で、
遠目でパトカー来てるし、マジ勘弁してほしいかも。
母さん、ベッキー、五美は我関せずである。
僕の胃が持ちません!
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‥‥‥翌日。
栗栖「おはよ~」
「わふ♪」
昨日夕方からお留守番だったからな、
何時もは甘えない僕に体を擦り付けて来た。
落ち着くまで撫でて構いつつ、新しいお水に入れ換える。
栗栖「その内、ラブリンに知り合いができるかもな」
心配は幾つかあるが、ラブリンは猫、犬に拘らずフレンドリーなワンコだ。
子猫達が来ても多分大丈夫だろう。
ただベッキーと母さんが子猫を構い過ぎてラブリンが拗ねないかが心配だ。
栗栖「今日も暑くなりそうだ」
ラブリン用のワンコバイザーと、ひんやりジェルシートが入れられるチョッキを着せておく。
栗栖「行こうか!」
「わふわふ♪」
ラブリンに先導されながら、蒸し暑い外に出た。
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『賢王杯の予選会結果‥‥‥』
昨日夕方の『賢王杯』予選会は見れなかった。
みんなで外食してたので仕方ないのだけどね。
今日、明日まではゲームで遊べるけど。
数日は様子見て!ターニャ達と過ごすからエンドアースでは遊べないだろうなぁ~。
ただ6日のシードは出ないとまずいからそこは主張しないとズルズル過ごすことになりかねない。