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朝ごはんを食べたら本家町内会の手伝い




 エンドアースログアウトしました。



栗栖「暑い‥‥‥」



下に降りて、リビングを通って台所へ、


 冷蔵庫開けて、お歳暮のカルピスがあったから、タンブラーグラスに氷、カルピス、ソーダ水を入れてカルピスソーダを作る。


母さん「あらおはよ~、ご飯はトースト食べね」 


栗栖「おはよ~母さん、了解」


母さん「それとシーツ洗ってくれたのね、洗濯物畳んであるからしまっといて」


栗栖「はあ~い」


 リビングのテーブル見たら、町内会のチラシが、置いてあった。


栗栖「昨日、お祭り中止したんだね」


母さん「そうなのよ~、夕方過ぎから、雨が降ったからね、しょうがないわ~、あっそうそう!、お義父さんから連絡来てわよ~、今年も本家は、町内会でお手伝いがあるからって、今日のお祭りの手伝いに来て欲しいって」


栗栖「ふぇ~、あそこのか~、まあ~仕方ないか‥‥」


 行かないと五美が迎えに来そうだしね。


栗栖「ベッキーは~」


母さん「あら、あの子なら、珍しく早く起きて、先にあの人が送ってったわよ~」


栗栖「ふ~ん」


母さん「あっ、そうそう、もう少ししたら五美ちゃんが『遅い!、栗栖迎えに行くから』だって、うふふ♪」

 

 なんだか母さんが嬉しそうだ。


栗栖「うへぇ~、はあ~い」


 逃げ道塞がれてたようだ。仕方ないか‥‥‥‥。






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





 一ノ辰伯父さんが、やの付き添うな黒塗りのハイエースに乗って迎えに来たので母さんと乗り込む。


五美「ねえねえ!、ベッキーに聞いたんだけど」


 ちょっと上から目線、睨み付けるような仕草、五美が驚いたことがあった時の仕草だ。


五美「ちょっと聞いてないんですけど~!、栗栖が子猫助けたんだってねぇ~」


 何だろう‥‥‥


微妙に、五美のテンションが妙に高い。


栗栖「うん、たまたまだけどね」


五美「ふ~ん、叔父さんが、二月無事だったら二匹飼わないかって、パパとおじいちゃんに言ってたよ~、でねでね、どんな子猫だったのかな!」


 チラリ母さん見ると一つ頷いていた。


 どうやら一匹だけ家で、飼っても良いって話だったようだ。


まあ~仕方ないか、いくら一軒家でも既にラブリンいるし、一匹でもちょっと嬉しいかな。


一ノ辰「ハハハハハ、ベッキーちゃん来てからずっとこんな感じでね。よっぽど楽しみになったんだね」


 ああ~そうか、本家では昔色々飼っていたが、最後にお婆ちゃんが海外に住むようになって、本家では動物飼わなくなったんだよな、


五美「ん~♪」


ご機嫌である。


一ノ辰「夏休みもターニャちゃん、ドミニク君が来てくれるから、五美に寂しい思いさせなくて済むよ」


五美「うん、おばあちゃんも、お盆に帰ってくるから楽しみ~♪」


 どうやらお婆ちゃん帰ってくるらしい、あっ、母さんから聞いた覚えが、すっかり忘れていた。


母さん「あの子、またお父様にご迷惑かけてないかしら~」


 悩ましげな吐露に、五美が「大丈夫だよ」


五美「ベッキーのお陰で、棄てなきゃならないお菓子を食べてえくれるから、内弟子の皆喜んでくれるくらいだよ」


栗栖「ああ~お歳暮か!」


五美「そっ、正解~、毎日沢山送られてくるから消費も大変なのよね~」


 古い名家ならではのあるあるである。いえダジャレじゃなく事実です。




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