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何でも屋ゴジンの嘆き




《中町・職人街》



クリス「さて、職人は」


 マップを見てみるとお店ではなく家にいるようだ。


 エンドアース時間で昨日だが、遅くまで仕事していたのだが?。


クリス『ごめんください』


ゴジン「はいよ!、待ってくんな」



《何でも屋の職人ゴジン》




 

 何でも屋とは、鍛冶、木工製品、皮製品の製作から、どぶ掃除から子守りまで何でもやる仕事のこと。


 ゴジンは12で貧民街で死にかけていた所を親方に拾われた。


 生まれ持った才能か、ゴジンは手先が器用で、すぐに何でもこなせるようになった。


 しかしながらゴジンは、今の生活に。満足を覚える事が出来なくなっていた。


ゴジン「ええ~とあんたは一体?」


 首を傾げる若き青年ゴジンにクリスは、あるお願いをした。


ゴジン「『王国劇場』での仕事ですかい!?」


 驚愕するゴジンに。クリスはインベントリー160から、『物語の小道具』を取り出して見せた。


ゴジン「こっ、これは!」


 ごくり唾を呑み込み前のめりになった。


クリス「演劇では、こうした小道具作り、舞台で使う大道具の製作なんて仕事もあり、近々行われる僕の作品のプロトを見せたいと思ってまして」


 ゴジンは驚いていた。


(僕の力が思う存分発揮できる!)


 そんな予感を抱いていた。


ゴジン「‥‥‥‥‥僕、やります!」


『職人が仲間になった』


クリス「‥‥‥‥‥‥!」


 また意味がわからない事が起こった。


ゴジン「あの~さ、相談があるんだけど‥‥‥」






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




《外街・あばら屋通り》



 ここは貧民街の一角、比較的安全なあばら屋通り。


クリスが向かってるのは、三人目の見習い女優に会うためだ。


(まさか彼女に会うためには、ゴジンの紹介が必要だったとは‥‥‥)


 これではさっき会うこと拒否されたのも仕方がない。


 クリスが誤解してるようだが、きちんと公式サイト見ていたらきっと真っ赤になってることだろう、


最初に劇場前に人通りが出来ていない状況だとクエストが開始されていないだけである。


 また、イベント期間中しか開始されない緊急クエストでありながら、始まりさえ気を付けて行えばフリーシナリオとなっていて【商人】としての始まりもあった。


 しかしながらクリスは作家として登録していた。


 これがどういう影響を与えるのかクリスは気付いてもいなかったりする。




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