ようやく分かりだした緊急クエスト
クリス「次は、クエストの流れから行けば音楽家の家かな?」
最後に団長となれば流れは悪くならないだろうな。
この時点で、クリスはしらないが、このクエストは、どのパターンからでもクリアできる仕組みになっていたのはご愛敬である。
クリスは、西門から出てる貴族街である。上町行きの雇い馬車をチャーターして向かう毎にした。
クリス「今度外縁部を回る時は自分の馬車で行こう‥‥‥‥」
よくよく考えたらまだ検証してないガチャアイテムもあったのだ。
クリス「あのポニーゴーレム馬とボロい小さな馬車がレジェンドとはね~、あっ、そうだ。フライングボートもあったな」
色々と重なり忘れていた。
クリス「今回のイベはわりと時間があるからな~、一回りしたら、フィールドで、フライングボート試してみるか」
ここはゲームの世界だ。リアルのように焦って時間を気にして遊ぶ必要はないかな~?。
《上町・検問前》
N・兵士「何用だ?」
N・「へい、乗客様がヘリオス家に用があるとか」
ヘリオス家は法衣貴族の子爵家であり、音楽の大家として有名である。
兵士に乞われるまま、ワイゲン公爵家の御用商人証、王都に店を開く許可証と、ワイゲンに店を開店予定であること伝える。
N・「何故商人が?」
クリス「はい、実は作家としてもそれなりに自信がありまして、ヘリオス家の方にみて貰い。楽曲を書いて貰えないかお願いに参ります」
N・「もしや、お前は『王国劇場』の張り紙を見たのだな?」
クリス「ええ、後日支配人か、それに関わりのある人に作品を見せる予定です」
N・「‥‥‥通ってよし」
さっき来たときは、このように止められることは無かったのにな?。
N・御者「いや~、すっかり煩くなってやすな、やはり御三家が王都に揃った為でしようが‥‥‥」
クリス「御三家?」
N・御者「公爵家三家のことでさぁ~」
・『ワイゲン公爵』
・『ベルゲン公爵』
・『プレハ公爵』
の事だ。
クリス「やべぇ~サニア様意外と関わりがないから、貴族ってこと気にしてなかってわぁ~」
気にしもしてなかった。
手土産が必要だったかな?、まあ~クエスト中だし、ゲームの世界の事だ気にしすぎかな?
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《ヘリオス子爵家》
N・執事「どのようなご用ですかな?」
クリス「初めまして━━━」
ワイゲン公爵家の御用商人証を見せてから、作家であるとべる。
N・「ほ~う、なるほど、丁度旦那様がご帰宅中です、一応伺って参りますのでお待ちを」
屋敷には入れて貰えなかったが、執事の反応は悪くなかったな。