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緊急クエストのに、全然進めないんだけど!?2




クリス「さっきよりも人通りが増えてるな?

、あれもしかして」


 よくよく考えてみたら。エンドアース時間でさっきまでほぼ夕方だったが、今は早朝である。


クリス「もしかしてクエストも時間帯によっては、進まないこともあるのか」


 まあ~ゲームだろうが、エンドアースで生きるNPCは、地元の民になるわけだ。


クリス「となると、時間帯よってはその時間帯でしか受けれない特殊なクエストとかあるのかも。そう考えると今回の裏開催である『頂上決戦』やこの緊急クエストにも意味がある?」


 まあ~、考え過ぎかな?


クリス「『王国劇場』に行ってみるか‥‥‥‥」





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





《王国劇場》



 ザワザワ、ザワザワ、ガヤガヤ、ガヤガヤ


 劇場の前には、沢山の人が集まっていた。


クリス「ん?、なんで劇場の前に人込みがあるんだ」


 これが劇場に入る客なら分からなくもない。


 沢山のNPC達が、何やら驚いた声をあげている。


N・おばさん『あらあら奥さん張り紙見まして~』


N・奥さん『ええ~、ええ~、まさかこの時期にオーディションを開催させるなんて!』


N・親父『オイ、今日の飲みで話そうぜ!』


N・見習い『ハイ親方!!。(エミリーに知らせないと)』


『この度、我ら王国劇場は、【新人女優】を募集します。開催日明日から3日日以内で行います』


『更に!?。新しい音楽、舞台衣装、演出・作家を求める』


クリス「なんとなくこのクエストの目的が分かってきたかな~」


 多分これはNPCの為に行われるNPCの為の隠しイベントじゃないかな?。


考えてみれば、ワイゲン公爵令嬢の依頼でもそうだ。公爵家に都合のよいイベントだった。


クリス「NPCの為のイベントか‥‥‥‥、運営も面白い考えをしたかも」


 まず僕がこのクエストに関わるには、演出家または作家として関わるべきかもと考えた。


クリス「だったらアイテムをぜんぶ渡す愚を犯しちゃいけないね。ならば‥‥‥‥‥」


・『熊の物語』


 これを劇場支配人に見せて団長と呼ばれる人物、恐らく貴族か準じるNPCと話が出来る状況にならないと進まないだろうな~クエストは、


クリス「よし!」


 クリスは、早速劇場の入り口に向かい。


クリス「僕は作家としてエントリーしたいのですが」


N・スタッフ「はい、どのような物ですか?」


 インベントリー160を開いて『熊の物語』をスタッフに見せた。


N・「ほ~う、既に台本まで用意とは、ではお名前とご連絡先を。はいクランで構いませんクリス様。本日はありがとうございました」


 どうやら今は作家として登録だけのようだ。


クリス「よし!、この調子で他のNPCの元に向かってみよう」


 クリスは知らないようだが、このクエストはわりと有名な隠しイベント限定クエストで、【商人】他、職人、芸能に関わる職業専用クエストで、


【商人】=【大商人】

【歌手】=【歌姫】

【女優】=【大女優】

【音楽家】=【指揮者】

【大工】=【棟梁】


 この他にも職業はあるが、職のランクアップに必要なクエストだったりする。



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