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公爵令嬢のお願い2



《公爵令嬢の回想》





あれは10日以上前の事でした。


私が誘拐され、とある商人に助けられたのは、


 この半年異界からプレイヤーと呼ばれる住人が沢山この大陸に移住してきたのも記憶に新しいことですね。


まさか私自身が、異界の冒険者に助けられるなんて、想像もしていませんでした。


 父である公爵は、彼に依頼をしました。


 どうしょうもない下半身がバカになってる。バカ王子が、またろくでもないこと言い出したのには辟易してしまいますわね。


王はまともなのに、王の弟、ヤリー・チーンノ・ランバルク王弟とビチーチーノ王妃、


公然とした秘密ですがソーローン第二王子は、不貞の子であると噂がありますが、


 私も正解だと思います。


 この度、王が私達貴族令嬢を呼びましたのは、所謂お見合いの場でしょう、噂では、バカ王子が兄の第一王子が侯爵家から、許嫁を定めたことになります。


 ある意味分かりやすいですわね。


クズ王弟とビチチーノ王妃が、バカ王子ソーローンが自分も許嫁が欲しいと騒いだのを認めたためだ、王もバカの相手に辟易していたと雀達が囀ずっているようです。


 バカ王子とて我が国では莫大な利権とお小遣いと言う名の予算が与えられておりますので、お金の無い伯爵家辺りが群がりそうですわね。


 まあ~、私には関係ありませんが、


でも、


 まさか、あそこまで愚かとは想像も出来ませんでした。



 公爵令嬢サニアの回想は終わる。


どうやら王都に連れて来てからも色々あったようだ。


 それでワイゲンの三大ギャングの一つスペクターに狙われたのも、バカな貴族が裏にいた。そんなところらしい。


セバレス「お嬢様、クリス様がまいりました」


サニア『どうぞ、入りねさい』


 クリス達四人が入ると中

は、豪華なラウンジであった。


サニア「お久しぶりねクリスさん」


 にこやかな微笑みを浮かべていたが、どこか苛立ちを内包してるのが感じられた。


 まあ~さっきのテロップ見てたら理解も出来るかな。


クリス「お嬢様、私達で良ければ出来る範囲で申し付けを」


 まだ何も聞いてないが、これくらいのリップサービスなら言えるクリス、


サニア「あら、まだ何も聞いてないですのに、そんなこと言って宜しいのかしら

?」


クリス「はい、私としてましてはお嬢様とのご縁を大切にしたいと考えておりますので」


サニア「あらあら♪(相変わらずそつの無い。でもまあ~、誠実でありながら打算を仄かに香わせる程度に留めれるのは優秀ですわね)期待しておりますわ」



『公爵令嬢サニアの好感度が【微】→【小】にアップしました』


※《NPCの名付きの中で、貴族に準ずる者には好感度パロメーターが、隠れております。希にイベント、貴族に関わるクエストが起こる事があります》


 へぇ~そんな要素もあったんだね。

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