ガチャの景品確認・前
クリス「くっ!」
仕方なくとっさにカプセルを受け止める事にした。
ズドン!?
クリス「ぐふっ」
クリスは踏ん張る間もなく、カプセルごと吹き飛ばされた。
これではまるで、戦車の主砲を受けた車のように、受け止めたクリスにはなすすべがなかった。
クリス「ゲームだからあれだけど。リアだとバラバラだよな‥‥‥」
『落とせ!』
GMぽい心の声が聞こえたような気がした。
ズル‥‥‥
どうにか足が地に触れた。
クリス「こっ、こんちくしょう負けるか!、ウオオオオ!」
ズルズルズル‥‥‥‥
クリス「ウオオオオリァー!」
ズルズルズルズル!
どれくらい飛ばされたのか、
『チッ』
どうにかカプセルを落とさずに、受け止めることが出来た。
ワアアアアア!
誰もいないのに大歓声が鳴り響く。
『クリスはプラチナカプセルを手に入れた』カプセルを開きますかyes/NO
クリス「プラチナ!、なんか凄いのゲットだ、よし!」
『yes』をタップした。
『クリスは拠点に出来るレジェンド級馬車&ゴーレム馬を手に入れた!』
プラチナカプセルが開くや、神々しい光が溢れた。
凄い期待感にワクワクしていた。
クリス「おおお~、おっ?」
思わず目が点になった。
クリス「ちょっと意味が分からないんだけど」
思わず、首を傾げていた。
クリス「よし、今のは忘れよう!、うんメインのカプセル開けていくか‥‥‥‥」
正直なところレジェンド級のアイテムである。凄いのだろうが‥‥‥、
個人用の馬車にしか見えず「一人用のはな~」て気持ちになったのである。
何せ見た目がちょっとね‥‥‥‥。
ポニーのような小柄な馬が、ゴーレム馬なのだろう。
何より馬車も小さな物だし、みすぼらしかったから、とてもじゃないがレジェンド馬車には、見えずテンションも上がらずだだ下がりである。
後で鑑定すれば良いかと馬車とゴーレム馬をインベントリー160に仕舞った。
残ったのは、
カプセルは全部で14個
・『赤×9』
・『銅×3』
・『銀×2』
クリス「一番多い赤から開けてくか」
赤(ノーマル+)
・『鉄馬車』
・『戦馬』
・『鉄馬車』
・『名馬』
・『豪奢な馬車』
・『豪奢な家具一式』
・『大きな荷馬車』
・『巨馬』
・『フライングボード』
クリス「フライングボード!、なんか面白そうな乗り物だな‥‥‥」
ちょっとだけテンションが上がる。