護衛クエスト2
クリス達は、一般人には縁の無い上質なソファーに座り、
上質な茶葉を用いて、お湯の温度まで管理された。香り豊かな紅茶を頂いていた。
クリス「あれ?、香りが前よりも自然な感じがするかも」
サミエル「うん?、どうかしたのクリス君」
クリス「いや前に飲んだ時よりも味や香りが鮮烈になったような気がして」
セリシア「あっ、それね。なんか運営側の努力の賜物ね♪」
クリス「はあ~、そうなんですね」
いまいち意味が分からず首を傾げる。
サミエル「あっ、クリス君は確か、運営のランキングに入ってたわよね?」
クリス「あっ、はい、姐さんよく知ってましたね」
ニヤリ、セリシアが幼女なエルフに見えるのだか、不敵に笑う姿は違和感が半端ない。
セリシア「そっか、ある意味イベント終わりで良かったのかしらね」
サミエル「だよね~、慣れるまで大変だし」
クリス「‥‥‥‥‥‥‥‥?」
姐さん達の言ってる意味が分からないんですが‥‥‥。
サミエル「と・に・か・く~、運営からの景品は、クリス君専用だからね」
クリス「はあ?」
意味がさっぱりで姐さん達の様子から、説明してくれる気はないようである。
セリシア「楽しみにしてなさい」
クリス「‥‥‥‥‥‥‥はい」
姐さん達は何か知ってるようだ。教えてくれる気はないようだけどね。
クリス「(怖いような、楽しみなような‥‥‥)」
ウータン「うわぁ~、豪華なお部屋だ~、暖炉があるし」
「ウサビット~」
ヨッシー「お前はぶさかわだにゃ~」
ミィー「それよりさあ~、お兄さんに教わった【気功】早く訓練したいぜ~」
「「「「ああ~、分かる~」」」」
クリス「まあ~気持ちは分かるかな」
何気にちょと格ゲーぽくうごけるから、【気功】使ってのコンボは楽しいからね~。
☆☆☆☆☆☆☆☆
暫く待たされたが‥‥‥。
程無く、年嵩のメイドがクリス達を呼びに来た。
サミエル「クリス君気になるのかな?」
クリス「あっはい」
セリシア「クリス君のイメージだと、メイドってやっぱり秋葉のかな~」
クリス「まあ~、秋葉の動画とか、一時期流行りましたしね」
セリシア「ああ~、あれよね秋葉のアニオタってアニメ」
ウータン「アニオタ大好きで~す」
ヨッシー「うちらの学校大人気だにゃ」
ミィー「意外とこっちはそうでもない」
クリス「例にもれず。妹がアニオタファンでして」
まあ~早い話が西日本だと人気アニメだと思う、
アニオタは、対馬に住んでた女の子が、母親の両親の介護の為に同居する所から始まる。
引っ越し当日、お婆ちゃんの息子の子供、伯父さんの子供が、大学通うため同居していたと分かった。
いきなりお兄ちゃんと呼べと言われても‥‥‥‥。
頭を抱える女の子。陽菜子
伯父さんの息子武とのコミカルな関係から物語は始まる。
なんやかんやで引っ込み思案の陽菜子を武が地下アイドルに引きずり込み。
陽菜子はアイドルの大変さや楽しさを知ることに。
今はメジャーデビュー編を放送中である。