表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
479/1032

お金には羽根が生えてるのだろうか?




『ジャンヌは支援して欲しそうな顔をしていた』


クリス「あっ‥‥‥‥‥。はい」



1761200→261200ゴールド


クリス「これで勘弁してくれ」


ジャンヌ「あっ、ありがとうございます!。マスタークリス、これで酒場と宿屋が建てられます。さらに此処に露店が出せます!」


クリス「ああ~、うん、まあ~なんだ良かったね」


ユーノス「ありがとうございます!。おれ、頑張ります」


シャナ「お兄ちゃんありがとうございます!」


 どうやら空き地を利用して、冒険者向けの宿屋をやるようだ。


更に裏通り2と3を整地してくれるようだな。


(そこは素直に嬉しいんだが‥‥‥、お金って寂しいと家出するとか母さん言ってたけど。マジかもな)


 これで裏通り4ヶ所支配地域に出来たら、明日の護衛が楽になる。


クリス「くっ、悲しく無いんだから!」


クリスはとぼとぼと、裏カジノを目指す。






☆☆☆☆☆☆☆☆






《裏通り・4》



 どうもスペクターが支配する地域は、酷く寂れてる気がした。


貧民「お願いします!。娘を、娘をお助け下さい」


娘「はっ、はっ‥‥‥‥」


 息が荒く。顔を真っ赤にした娘を抱える貧民の男は、必死の形相である。


貧相な医者「ええ~い煩い!?。金だ金を持ってない奴は診ないと言ったであろう!」


 ここは貧民街の路地裏の一つでしかない。


 いかにも怪しげな風貌な医者がやっている。ぼろい治療院、しかし他に宛はなかった。


 幾つか気になった。


クリス「【鑑定・魔眼】」


 使ってみた。


『似せ医者:【詐欺2】』


クリス「ぶっ、医者ですらないのかよ!」


似せ医者「なっ、なんだお前は!」


 似せ医者と叫んだら。さっと顔色を変えていた。


クリス「俺は冒険者でな、ユニークスキル持ちでもある」


貧民の男「冒険者‥‥」


似せ医者「!」


 端から見てもわかるほど。似せ医者は動揺してるのがわかる。


クリスは一先ず似せ医者に止めを刺すことにした。


貧民「なんだなんだ?、何を騒いでやがる」


貧民の女「なんか。あの医者、似せ医者だったてさ~」


 ざわざわざわ、がやがやがや、騒ぎに人が集まっていた。 


似せ医者「くっ、お前!。お前はどんな権利があって言い掛かりした」


 似せ医者は、怒りの形相で叫んだ。


 何だか段々楽しくなってきて、胸がムズムズしてきて、ハッタリを咬ました。


クリス「俺か?、俺は『ダルク』の者だと言えば分かるか」


『『『おお~』』』


 何だか歓声が上がっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ