失踪の真実
クリス「奴隷売買か‥‥‥‥‥」
ゲームの世界なのに、そう言うのはあるのか‥‥‥、
(そう考えれば、規制を外したのも原因はあるのかな?)
まさか規制外したら、ギャング相手に戦うこともあるなんて、ちょっと考えなかったよ。
クリス「はあ~、直ぐにどうかは出来ないけとな」
そう考えればジャンヌは、それせんもんのキャラクターの可能性はあるのか?
それに‥‥‥。
クリスが受けたクランクエストの依頼は、あくまでも、奴隷を助ける事でないから。
最低限の失踪してる噂だけを確認することにした。
クリス「後の二つを頼む」
コクリ、少女は素直に頷いてくれて、他の二つを教えてくれた。
一つは、魔力のある子供を教会が集めているそうだ。
これは王都、西城の貧民街がある。大きな都市で、行われる施しの一つである。
魔力のある子供達なら、ある程度の勉強を積ませれば、回復の魔法が使えるようになる可能性が高いからで、そうした素養のある子供達を集めていると子供達は知っていた。
N・孤児「ただよ~、あんまり良いことばかりじゃないらしいぜ」
N・孤児「こいつなんか、下手をしたら貴族に売られかねないからな」
クリス「なる~、お約束か‥‥‥」
孤児院に入れても、最低限の食料を与えられ、一応は教養を学ばせてはいるらしい。
N・少女「最後のは、噂なんだけど‥‥‥‥」
魔力のある子供を。とある魔導師がモンスターの餌にするため、拐っていると噂されてるようだ。
クリス「‥‥‥‥なるほどね」
『クリスは、最近孤児の子供が失踪しているexcellent』
どうやらクリア出来たらしい。
報酬
・【15GP】
・知名度【5→20】
これでクエストが終わりかと思えば、正直なところかなり微妙な気分だ。
ココナ「みんな~、またね~」
『『『『『ココナ!?、またな』』』』』
ココナ「はい、なの!」
《クランハウス・クリスタル商会》
ココナ「ただいまなの!」
クリス「ただいま~」
N・受付嬢「お帰りなさいマスタークリス」
ココナ「はい、なの!」
クリス「ココナ、お兄さん寝るから、また遊ぼうな」
ココナ「はあ~い、なの!」
タッタタタタと軽快に走り去るココナ、一つため息を吐いてクリスは肩を竦めた。
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ログアウトしました。
栗栖「う~、扇風機回してても暑い」
寝汗をけっこうかいていた。
シャワー浴びてくるか‥‥‥