フリーな一日は宿題から
朝五時に目が覚めた。
栗栖「ふわああ~二度寝したい」
でも勉強しなきゃな。
栗栖「さてやろうかな‥‥‥‥」
寝起きに勉強すると、記憶系の歴史なんかは覚えられる。
まあ~あくまでも僕の経験ではだけどね。
☆☆☆☆☆☆☆☆
《06:39》
アラームが鳴った。
栗栖「さて、続きはお昼だな、ああ~今日も暑くなりそうだ。今日のマラソンは止めてゆっくり散歩かな~」
下に降りると直ぐにラブリンが気づいたか、リビング前の扉から、カチャカチャ、ウロウロしてるのが見えた。
栗栖「おはようラブリン、お散歩に行くよ」
「ゎふ♪」
ラブリンを連れて外に出た。
「わふわふ!」
栗栖「おっと‥‥‥」
散歩したかったのか、トイレしたかったのか、せかされるまま早足で散歩コースを歩き出した。
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エンドアースにログインしました。
『おはようございます。方城栗栖へ』
ログインしたら運営からメールが届いていた。
(運営からメール?)
首を傾げながら、メールにタップして開いた。
『常日頃より、弊社がリリースしております。モンスター・イン・エンドアースを楽しんで頂き感謝致します』
(‥‥‥‥‥感謝でいちプレイヤーに、運営会社からメールなんてしないだろう、なんだろうか?)
『弊社の開発部において独自でありますが、プレイヤーランキングを実施しました』
『ランキング5位までのプレイヤーに、弊社からプレゼントをお送り致しましたので、更なるエンドアースの世界をお楽しみ下さい。運営より』
栗栖「運営からのプレゼントね‥‥‥‥」
(あんまり期待するのもあれだな~)
この時の栗栖は知るよしもないが、8月のお盆過ぎに、妹のベッキーが栗栖からのプレゼントに、歓びのあまり吠えることを‥‥‥‥‥。
クリス「前に見た天井だ‥‥‥‥」
ココナ「あっ、パパが起きたなの!」
【クランの守護神:因幡の白兎のレベル規制リミッターが、レベル3まで外れました】
クリス「おお~、そう言えば、ワイゲンのクランハウス合わせると。三つか」
クランメンバーなら確認出来るココナのステータスを開いた。
【クラン守護神】:因幡の白兎:『SL』
L13/1000
HP130/110MP
スキル
『みんな大好き!』
※守護神の込めたMP次第でHP回復
『大嫌い!?』
※込めたMP次第で、相手はダメージを与える。
『ハイパースタンプ』
※込めた魔力によって、範囲にいた敵はダメージを受ける。
【守護神の着せ替え機能】
クランハウス開設につき規制が100づつ開放されます。
【現在・開設されたクランハウス三ヶ所】
◆『城塞都市ベルゲン』
◆『西城ワイゲン』
◆『王都・中町』
クリス「おお~、良かったなココナ」