狂喜乱舞
胡麻油、塩で揉んでそれぞれ用の皿に盛った。
まずはタンとミノ、焼き肉のタレに、レモン汁に似た物と岩塩を砕いた物を小皿に乗せて配って貰う。
クリス「先にタンから、次にミノを好みでタレに付けて食べてよ」
サミエル「おお~!」
セリシア「お店のみたいだわね~」
クリス「厚切りタンは切れ目のある方を下に焦げ目付いたら、裏は軽く炙る程度で食べてみて」
サミエル「説明までお店の店員さんみたいね」
思わず苦笑していた。
クリス「タンは岩塩とレモン汁がお薦めですよ」
ウータン「いっ、いただきま~す」
ジュ~ワ~
リアルより臭いはあまりしないが、この音と炭で焼かれる感じと炎が何とも言えず期待感を抱かせる。
ヨッシー「ジュルリ‥‥‥」
ココナ「パパ!、スッゴク美味しいなの」
「うにゃ~お~ん」
たまには焼いたお肉も~良いわ~ねぇ
NPC料理人「マッシュポテト出来ました」
でで~んと豪快に盛られたレタスの上に、小山に盛られたマッシュポテトがあった。チーズシュザーで白い雪を降らせる。
NPCメイドが来たので持っていかせた。
カルビは味噌タレに付けておく。残念だがお米は無いようだ。僕的に焼き肉はライスが必須なのだが‥‥‥
クリス「まあ~諦めて貰おうか」
ロースは大きく薄切りに、ヒレは厚切りにして塩、胡椒だけして皿に盛った。
『ん~♪、サイコー』
『幾らでも食べれます』
『まさか‥‥‥タンは至高の食材では』
『マッシュポテトをローストビーフでつつみ、ほうばる。し・あ・わせ~』
NPC料理人「芋餅が焼けました」
砂糖醤油でタレを作りNPCメイドに運んで貰う。
『なっ、何だと!、芋は化け物か』
『なにこれ~♪美味しい~』
『外はカリカリ、中はホクトロ、私好きだにゃ~』
クリス「カルビもいいかな?」
高級シリーズの調理が終わった。自分の分も確保してあるし、カルビはまとめて大皿に盛って食堂に運んだ。
サミエル「おっ、高級ロースにヒレ、カルビが来たね」
セリシア「ラストにハンバーガーか、嫌いじゃないよ」
「「「幾らでも食べれます。幸せ(*´∀`*)」」」
王都クランハウスで働くNPC8人いたから、賄いではないが、ワンプレートで高級シリーズ、ランプを除いた物を出してみた。
ただみんな嬉しそうに受け取り感謝の言葉を貰えた。
何だかちょっと良いことした気持ちで終わることが出来た。
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エンドアースをログアウトしました。
栗栖「ふう~、何だかんだ今日は楽しかったな~」
明日はフリーで、朝早いが、イベント最終日にお姫様の護衛がある。
クリス「暑いな‥‥‥シャワー浴びてこよう」