乙女の胃袋は別腹がいっぱいにあります
焼きたてのローストビーフを出して、グレイビーソースを別に薄くスライスしていく。
ミィー「ゴクリ」
ココナ「‥‥‥‥‥」
姐さん達から高級シリーズが渡された。
・『高級肩ロース』×2
・『高級カルビ』
・『高級タン』
・『高級ヒレ肉』
・『高級ミノ』
・『手作り味噌』
・『手作り醤油』
クリス「姐さん‥‥‥これは」
サミエル「ムフフ♪、料理ギルドのお店が出てたのよ。限定品だったから其だけだけどね~」
クリス「それは仕方ないですね~、でも焼き肉のタレに使えます」
セリシア「‥‥‥‥えーとクリス君、焼き肉のタレにって、味噌とか使ってるのかな?」
クリス「はい、味噌醤油も使いますが、梨や林檎の絞り汁、レモン、ハチミツなんかが入ってますよ」
サミエル「あとお芋があったから沢山買ってきたの~」
ウータン「後々、卵とかもありますよ!」
クリス「確か、厨房にお酢がありましたね。手作りマヨが作れますよ」
ヨッシー「マヨネーズ♪\(^^)/」
万歳してるヨッシーが、ロールも忘れてキラキラした目をしていた。
ヨッシーはどうやら重度のマヨラーのようだ。
ミィー「お芋こそ至高の食材ですお兄さん」
クリス「あっ、うんなんか作るよ」
ミィー「楽しみ~」
ミィーは重度のお芋好きなようだ。
さて何を作るかな?、
(シンプルにポテトフライかな)
クリス「炭も焼けて来たから、先に焼き肉食べててよ」
「「「「「はあ~い、いただきま~す」」」」」
『あっ、美味しい』
ジュ~
肉を焼く、何とも言えない音がした。
『お兄さん~、ローストビーフ食べますよ』
クリス「はいよ~」
『ジュ~シ~』
『お肉がアマ~イ!』
『柔らかい!』
『うにゃ~お~ん!』
おやミズリーがライオンキングしてるようだ。
お芋を使って幾つか作ってみるか、
最初は、シンプルにポテトフライ、味付けは塩のみ。
全自動皮剥き機か、リアルにもあるのかな?、便利は便利だけどさ、ポテトフライは冷凍のが楽だからな~。
それから何故か気になってるマイナーな過ぎる道具もある。
クリス「全自動すりおろし機ってまた」
普通の家庭では全く使わない家電である。
クリス「また大量に買ってきたな~」
インベントリー160を見るだけなら。
・お芋×99
だよ。
でもさNPCメイドさんに聞いて、姐さん達が買ってきた品の確認に食糧庫を見たんだよ。
30キロは入る樽にぎっしり、お芋さんが入ってるのだが‥‥‥‥
あり得なくない?
クリス「そう言えば家のクランは商会登録してるよな~」
もしかしてクランメンバーは、商会の人間となっていたり?。
クリス「あり得るかもな~」