表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
442/1032

閑話・乙女達の驚愕



【掛川ターニャ・クラリス】



サミエル




今日はログインしてから、またクリス君に驚かされた。


あの子はなんなんだろう?


話してる限り普通の男の子である。


でもこのエンドアース


ゲームの世界ではちょっと面白い存在かもしれない。


私とセリシアは、感じている。


セリシア「うわあ~。また予想外な程色々作ったわね~」


全くだわ。


クリス君に驚かされてばかりよね。


まさか料理の腕前にも驚かされてしまうなんてね。


ウータン「おっ、美味しそう‥‥‥‥‥」


ヨッシー「いい匂いだにゃ~」


ミィー「ゴクリ、予想外‥‥‥‥」


今にもよだれを流さんばかりの三人。


でも気持ちは分かるわ。


サミエル「美味しそうね~」


クリス「あっ、みんなお帰りなさい」


ココナ「みんな遅いなの!、ココナはお腹が空いたなの」


「うにゃ~ん。にゃお~ん」


セリシア「あらあら」


クランの守護神因幡の白兎であるココナちゃん。


既にヨダレを流してるわね。


宝石獣のミズリーまで、クリス君の作った料理に目が釘付けである。


クリス「あっあと姐さん達何か買ってきたよね~、高級肉シリーズも渡してくれたら何か作るよ」


「「「「「今、渡すから」」」」」


思わず声がハモってしまうくらい。気持ちは一つになっていた。






━━━━━━━━






【所井美伊子】




ミィー




今日はクランの皆で、王都を目指すためにパーティを組んで移動するから、集合時間の少し前にエンドアースにログインした。


(あっ、お兄さんからメールだわ何々)


私は今年の三月まで九州の小学校に通っていました。


まあ~大人の都合って奴ですよ。


でも最初は東京都内で探したようで。


まあ~無理だったみたいです。


(またお兄さんは‥‥‥‥面白い人かな)


私には三人の親友がいます。


今もエンドアースのゲームで毎日会う二人とは違い、皆の人気者で、クラスのムードメーカーの由美とは、SNSだけになっちゃいましたけどね。


ミィー「由美ちゃんも。一緒にVR出来たらな~」


もっともあの腹ペコキャラだから、このゲームなら美食家とか、変な職業に就きそうだけどね。


ミィー「夏休みに、また行けたら良かったんだけどね」


お正月にお祖母ちゃん家に行けたらいいな~





お兄さんの妙な引きを発揮したのか、何故か西城にクランハウスを手に入れてしまったのだ。


(お兄さんだけ、違うゲームしてるよね~絶対~)


それから大変だったけどフィールドボスを倒した私たちは、サミエルさんの提案でお肉パーティを開くことになった。


ミィー「楽しみ~」


まさかお兄さんが料理出来るなんてね。


女の子にとって男の子に手料理作ってもらえるのは夢なのです。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ