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高級肉が‥‥‥‥‥‥




やたら鼻息の粗いみんなに急かされながら馬車を進めることしばしして、マップにフィールドボスを示すカーソルが現れた。


サミエル「早くボスを倒して、クリス君に料理してもらうわよ」


「「「「おお~!」」」」


クリス「ああ~なる」


ようやくクリスにも少しだけ理解出来た。 


エンドアースでは、医療用のメイカーが作った会社である。


五感のうち味覚や視覚に力を入れていて、わりと食に関するプロに人気らしい。


今回増えた第五陣の次からは、フルダイブタイプのVR機器の販売も行うと言われていた。


海外に会社を移転させたのも、日本ではフルダイブタイプの規制があるからだ。


日本では18未満のフルダイブタイプ機器の購入が認められていない。


それはフーゾクに関する規制があるからだと言われていた。


(フルダイブと違って、感覚、肌で感じる感覚が鈍いのは確かかな)


VRの醍醐味は視覚に訴える圧倒的な情報である。


ただ風を感じたり臭いを感じる機能はやはりVRだけだと厳しい。


サミエル「さあ行くわよ」


「「「「はあ~い」」」」






☆☆☆☆☆☆☆☆






『ぶもももも~!』


真っ赤な皮膚に、やたら鼻息が荒く、体から蒸気のようなオーラが見えた。


どう見ても暴れ牛の上位個体がリーダーであった。


クリス「もしかして運営の人達って父さんより上の世代かな?」


セリシア「クリス君、どうしてそう思ったのかな?」


クリス「いや~、姐さん、あくまでも僕の感じたりした予感なんですが」


こっそりとした感じで話し掛ける。


セリシア「どうして、こっそり話しけるのよ」


クリス「いや、最近の運営って、噂じゃ気になるプレイヤーのログ見てるのでつい」


サミエル「ああ~、何となくこっそり話したくなる気持ちも分かるわね」


クリスは気にしなかったのだが、どうもサミエル姐さん達の配信は、それなりに人気らしく。


クリスのことも知られているようだった。


サミエル「バカなことやってないで、行くわよ」


「「「「了解」」」」


クリス「あっ、はい」




『ブモォオオ!』


『『『ブモォオオ!』』』


クリス「おお~!、ここまで来ると、ボスもデカイね」


サミエル「クリス君は、ボス以外の足を潰していってね」


クリス「了解」


サミエル「私を見なさい『雄叫び(ウオークライ)』」


サミエル姐さんは戦士の職業スキルを使った。


モンスターの注意を自分に集める効果があった。


クリスはモンスターに向かって駆け出しながら、魔鉱のバスターソードに魔法石を四つセットした。





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