鑑定と職業スキル
サミエル「移動しながらチャットで話そうよ」
ウータン「了解でーす」
ヨッシー「は~いにゃ~」
ミィー「了解」
ウータン「お兄さん隣に座るね」
クリス「どうかしたのかな?」
ウータン「私前の職業【盗賊】と【アーチャー】だったんです~。それで職業スキル『鷹の目』を覚えてたんです~」
クリス「ああ~なるほど?」
ウータン「ですです♪」
見張りの代わりか、その割りに近いけど‥‥‥‥、わざわざ肩を寄せなくてもね‥‥‥。
そう思ったが、
ウータン「ふふふん~♪」
機嫌が良いからまあ~良いか。
サミエル『じゃあ~始めるわよ。クリス君のは魔眼だから普通の『鑑定』よりも色々詳しく見れるよね』
セリシア『通常の『鑑定』で見ると鉄鉱石はこう見えるわ』
・『鉄鉱石』
クリス『はい、前に採掘したので』
サミエル『ああ~なんだか懐かしいわね。でも私の職業スキルだとこう見えるわ』
・『D鉄鉱石』
※一般的な普通の鉄鉱石
サミエル『私達も『鑑定』を取ったから分かったの』
ウータン『へえ~なんだか面白いですね』
ヨッシー『職業スキルだと特化した結果なんですね』
ミィー『へえ~、他にも職業スキルと『鑑定』はどう違うんですか?』
セリシア『私の職業スキルだと作った回復薬なんかのランク、錬金素材の状態かしらね』
サミエル『私のだと作った武器、防具のランク、耐久値かな』
ウータン『あっ、だからサミエルさんは』
ヨッシー『なるほどにゃ~』
ミィー『お世話になってます』
僕も含めて、お二人には色々とお世話になってます。姐さん達、何時もありがとうね。
面と向かって言えないクリスだった。
☆☆☆☆☆☆☆☆
ウータン『あっ、モンスター見付けましよ~。でかいウサギです~』
ヨッシー『よしにゃ~!、ウータン絶対抱き枕にゲットするにゃ~』
ミィー『頑張るぞ~』
クリス「ちょ、ウータン抱き着くなよ」
ウータン「いいじゃんお兄さん♪」
クリス「ちょ、ウータン抱き着くなよ」
ウータン「いいじゃんお兄さん♪」
サミエル『あらあら楽しそうね、クスクス♪』
セリシア「それじゃ、モフモフしに行くわよ」
『『『了解!』』』
程なくして遠目にモコモコしたのが動いてるのが見えた。
突撃ビックラビット『うさびっと!』
ウータン「うわあ~微妙かも」
ヨッシー「でも見た目可愛いにゃ~♪」
ミィー「抱き付きたいでーす」
突撃ビックラビット『うさびっと!』
ドスドス重そうな音をさせながら馬車に向けて突っ込んできた。




