暴れ牛、暴走馬、突撃ビックラビット
クリス「姐さん達、気になったんだけどさ~、モンスター三種類いるんだよね?。もう一匹はなんですか」
セリシア「‥‥‥‥チャージビックラビットらしいわ」
クリス「‥‥‥でかいウサギですか」
ウータン「あんまり想像出来ないかも」
ヨッシー「まあ~、ただでかいだけのウサギなんて、黒いのじゃなきゃ簡単に倒せるにゃ~」
ミィー「ん~、そうだと良いんだけど」
楽観的な二人とは違い、ミィーだけは懐疑的なようだ。
うん、何せエンドアースの運営は癖が強いからな。
セリシア「それからドロップにウサギミルクがあるのよね~」
クリス「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥はあ~?、ウサギでミルクって」
サミエル「しかもチャージビックラビットは、魔物使いなら契約出来る魔物らしくて、モフモフだし契約すると大人しいから女の子に人気なのよね」
ウータン「それ本当ですか!、なら私契約出来ますね」
セリシア「あらウータン『魔物使い』になったのね」
ウータン「えへへへ~、迷いましたが私達モフモフが大好きですから」
ヨッシー「私が『盗賊』にゃ~」
ミィー「『格闘家』物理で殴る。これこそ至高」
サミエル「ふ~ん、回復役がいればわりとまともなパーティよね」
因みにサミエル姐さんはゴリゴリの前衛である。
パワーは僕並みで、頑強さは僕以上である『上級戦士』で、二次職に『上級鍛冶師』を付けてるようだ。
セリシア姐さんは後衛の『スナイパー』二次職に『精霊使い』を付けてた。
確かにクリスも前衛寄りだが中衛だ。回復役がいればわりとまともなパーティだった。
クリス「王都にクランハウスがあるわけだし、走破したらNPC冒険者からクラン所属募集出しますか?」
サミエル「そうね。王都にはダンジョンもあるし悪くないわ」
セリシア「移動範囲が広がると、ココナちゃんも喜ぶわね~」
サミエル「そう言えば、受付嬢が言ってたんだけど。ココナちゃんのレベル100になったら、相棒の合成部屋が開放されるって、言ってたわよ」
クリス「相棒の合成部屋ですか」
セリシア「あっ、あんまり相棒使ってないわね」
サミエル「あんたはクリス君から貰った水槽に。相棒を放し飼いしてるだけだしね」
ウータン「私達も相棒はあんまり連れてません」
ヨッシー「微妙なの多いにゃ~」
ミィー「相棒の島は可愛いのもいるけど」
セリシア「相棒の島の相棒は基本島から連れ出せないから、今までの相棒を合成すれば使えるのかしらね?」
クリス「じゃ、部屋のオブジェになってるテツコも多少はマシになるんだろうか?」
それならココナのレベルアップ急ぐかな。