クリスは皆と合流した
公爵との謁見を無事に?、済ませる事が出来たクリスは。どうにか約束の時間までに合流出来たようだ。
ウータン「お兄さん!、メール見ました凄いです。ビックリしましたよ~」
ヨッシー「うにゃ~、とっともビックリしたにゃ」
ミィー「うん、お兄さんは相変わらず意味不明な人」
既に到着していたチームケモナーの三人から歓待を受ける。
クリス「詳しくは姐さん達が来てから、クランハウスに案内するよ」
「「「はあ~い」」」
クランハウスを持つと、マップに標示されるのだが、一度クランハウスのログに登録しないと便利機能も使えない。
サミエル「私達で最後みたいね」
セリシア「お待たせ~」
クリス「姐さん達おはよう」
「「「おはようございま~す」」」
サミエル「はいおはよう」
セリシア「おはようね~」
リアルの時間からすればもう夜だ、エンドアースも夜だしね。
最近は、挨拶をおはように定めた。
ウータン「このおはようも段々慣れてきたよね~」
ヨッシー「まあね~」
ミィー「いまいち慣れないよ」
違和感は確かにあるよね。
サミエル「慣れよ慣れ」
セリシア「挨拶は人生の基本よ」
クリス「姐さん、なんか深いですね」
サミエル「それよりもクリス君、クランハウスに案内お願いね」
クリス「了解でーす」
☆☆☆☆☆☆☆☆
クリスがパーティ用に使っているちょっと豪華な馬車に乗り込み移動する。
そいて馬車が停止したのは、貴族街に程近い一等地である。
サミエル「これはまた‥‥‥‥‥」
セリシア「流石は青い血筋よね~」
「「「おお~、ブルジョアなクランハウス」」」
クリス「みんな時間もあるしログだけ登録しちゃおうよ」
「「「了解~」」」
サミエル「クリス君、後で色々弄らせて貰うけど良いわよね?」
クリス「あっ、お任せします」
セリシア「腕が鳴るわね♪」
幼女な二人は鼻息も荒く何だか楽しげである。
☆☆☆☆☆☆☆☆
西城ワイゲンから移動開始したクリス達の馬車は、
《荒れ地フィールド》
に入った。
サミエル「ここら辺は、牛とか馬タイプのモンスターの集団が走り回ってるから、馬車は追突されやすいみたいなの。クリス君事故に注意してね」
クリス「マジすか、牛とか馬のモンスターですか?」
セリシア「ええ、一応三種類のモンスターが群れを作っていて、荒れ地を周回してるらしいわ、それにわりと肉のドロップが豊富だから、王都の冒険者ギルド依頼も多いらしいわよ」
「「「へえ~」」」
クリス「肉ですか、エンドアースであんまりステーキ、ハンバーグって見ませんよね。ちょっと興味がありますね」
クリスも年頃の男の子である。妹には負けるが肉は好きであった。