続・野良パーティ3
誤字訂正8月17日指摘の
2話Bテスタ→βテスタに。訂正しました。
「今のがもしかしてメインストーリーの?」
エンドアースには、NPCが主役のメインストーリーと呼ばれる特殊なクエストがあった。
ただしこの手をのクエストを見るには、ある条件を満たさなくては始まらないらしく。
分かっているメインストーリーは、今のところ少ない。ただ冒険者ギルドで受けたクエストによって、としか言えないので、何故かメインストーリーは、野良パーティでのが、多いようだ。
ただクエストを受けるだけでは見れないので。今回のような偶然以外では、メインストーリーなんて、はっきりいって見れなかっただろうな、
今回で言えば、獣人のパーティだったからか、人数+異性が入ってることがあるかもとか考えられた。
まあ~検証クランに載せるかは、ケモナーパーティのウータン達と相談してからだな、
それにはクエストをクリアした後に相談してだな。
で、俺としては検証クランに丸投げかな。
「じゃ、熊兄さん行こうにゃ」
ヨッシーがおずおずと、手を出してきた。これは……、妹が小さい頃。寂しいときにしてきたな~、少しだけ懐かしく感じていた。
「はいはいヨッシーは甘えん坊だな~」
「ええ~、熊兄さんの意地悪だにゃ」
剥れたように頬を膨らませた。まあ~女の子は可愛いから良いけどさ、アカバンは勘弁して欲しいです。
「ううっ……、ダメですかにゃ?」
上目使いの猫族は反則です?!。可愛すぎますよ!、
グラグラと倫理とこんな子がゲームマスターに連絡したら。僕は人間不信になると思う、
「一応、倫理コードに触れる可能性あるから、僕からは握れないよ」
生真面目に伝えると。あって顔したかと思えば、恥ずかしそうに俯いていた。
「熊兄さんご免なさい。でもヨッシーは熊兄さんにそんなことしないのにゃ」
「はいはいヨッシーは甘えん坊だな~、ほら」
手をだすと、ヨッシーは嬉しそうに手を繋ぐと笑っていた。妹にも素直なころがあったよな~、最近はラブリンの世話くらいで話すのも連絡くらいか、たまには妹孝行するのも良いだろうか?、連休にでも一緒に買い物に行ってやるかな。長いんだよな女の子の買い物ってさ。
「むむ、熊兄さん!」
何故か睨まれた。強く手を引かれながら、クエストに向かった。
◇◇◇◇◇◇◇◇
僕は、どうにか灌木に隠れていた洞窟に入ることで、ウルフの追撃をかわすことが出来た。
でも………
その洞窟の奥まで入り込むと。幾何学模様のある立派な扉があった。僕は、少しだけ迷っていた、喉の乾き、安全をかんじたからかクウ~、腹が鳴った。
「お腹すいた」
お父さん達大丈夫かな。急に胸が痛くなった。段々と不安になって、つんと鼻の奧が痛くなってきた。