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限定を解除したクリス君は、そわそわし出した




 裏町、または貧民街と呼ばれる裏通りにクリスは足を踏み入れた。


クリス「うわぁ~」


【クリスは100ゴールドすられた】


【クリスは犬の糞を踏んでいたダメージ1】


【クリスは溝にはまった。ちょとと臭い】


クリス「マジか」


慌てて生活魔法クリーナーを使って臭いを消したり、生き倒れを助けたら100ゴールドすられたり、真っ直ぐ歩いてるクリスを狙ったスリをかわしたり裏町に入ってから気を抜く事が出来なくなった。


クリス「デンジャ~。だね~」


しかしクリスはまだ気付いていない。


裏町の恐ろしさを‥‥‥‥‥‥






☆☆☆☆☆☆☆☆





【クリスは野盗を退治した】


【クリスは盗賊を退治した】


【クリスは金貨を拾った】


【クリスは500ゴールドを落とした】


【クリスは罠に嵌まり2ダメージ】


【クリスは変な壺を買わされた】


【クリスは奴隷にされかけた貴族の少女を助けた】


少女「冒険者様、どうか家までお送り下さい!」


(ええ~、行きなりすぎて訳が分からないんですけど!Σ( ̄□ ̄;))


いやほんの少し前まで、カジノの場所が聞けたので向かってたらいきなり、裏町の通りに荷馬車が走ってきたかと思ったら、荷物を落とした。


蠢く荷物とか嫌すぎるなんて思いながら、麻袋の口を開けるや美しい少女が出てきたではないか、


猿轡を外すなり、少女がそんなことクリスに言い出した。


『緊急クエスト闇ギルドに誘拐された公爵御令嬢を助けよ』


成功報酬


・【西城のクランハウス譲渡】


失敗


・有り金全額


・リアル時間3日の奴隷堕


クリス「はっ?、プレイヤーが奴隷になるのか?」


 いきなり過ぎて意味が分からなくなった。


少女「お願い致します!」


クリス「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥はあ~、仕方ないか」


ガバリ顔を上げた少女と目が合って、思わず苦笑していた。


ゲームだからやろうと思えたが、ゲームじゃなきゃ絶対に嫌な目に会う気がした。


破落戸A「おいおい商品が消えたかと聞いて慌ててたら、変な獣人野郎が拾ってやがるな」


破落戸B「兄貴ついてやすね!」


破落戸A「だな~、アホをボコれ金まで貰える。いい仕事だぜ」


破落戸B「違いありやせんぜ、おい三下、命が欲しけりゃ有り金全部置いてきな!」


破落戸を無視して、少女の身柄を拘束していたロープを切ってやる。


クリス「ミズリー彼女の警護を」


「うにゃ~お~ん!」


 何時ものライオンキングを決めるミズリーに、少女が眼を真ん丸にしていた。


破落戸A「なに、宝石獣持ちだと?」


 かなり驚いた声を上げていた。


クリスは魔鉱のバスターソードを構え、破落戸達を睨む。


破落戸A「ちっ、思った以上に面倒だぜ!。野郎共男を殺せ」


「「「ウオオオ!」」」


 クリスを囲むように6人の破落戸が武器を手に襲いかかる。





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